矢野経済研究所、タブレットPOS市場に関する調査を実施

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矢野経済研究所、タブレットPOS市場に関する調査を実施


掲載日:2014/11/05


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 矢野経済研究所は、国内タブレットPOS市場に関する調査を実施したと発表した。

 調査期間は7月〜9月、調査対象はPOS端末ベンダ、POSソフトウェアベンダ、タブレットPOSベンダなどで、調査方法は、同社専門研究員による直接面談/電話・メールによるヒアリング/文献調査を併用している。

 POS(Point Of Sales system)は、販売時点売上管理システムともいわれ、物品販売の売上実績を単品で管理し集計するシステムを指す。また、タブレットPOSとは、サーバー上に保管されたPOSソフトウェアを、タブレットをクライアントとしてSaaS(Software as a Service)方式で利用するPOSあるいはレジサービスのこと。なお、同調査におけるタブレットPOS市場規模は、有料導入店舗数と月額利用料金から算出したもので、初期導入費用は含まれていないという。

 矢野経済研究所は調査結果サマリーとして3点発表している。1つは、タブレットPOSの導入店舗数(有料利用店舗数)は、2013年度末の段階では8200店舗であったが、2014年度末には大手ベンダのサービス参入もあって規模を一気に拡大し、1万8800店舗に達する見込みだと述べている。また、2014年度のタブレットPOS市場規模(事業者売上高ベース、初期導入費用除く)は、10億6500万円が見込まれているという。

 2つめは、POS機能に加えて様々な機能を追加して拡張していけることも同サービスの強みとして考えることができると述べている。例えば、顧客の案内中に商品や在庫の情報・サービスメニュー・顧客情報などを確認することで接客時のデータ説明精度を上げたり、プロモーション機能・販売分析・CRMなどバックヤード機能に活用することもできる。タブレットをECサイトのシステムと連携して活用したり、Web上の顧客情報や購買履歴を利用したリアル店舗での販売計画立案など、導入企業ニーズに沿った様々な用途への機能拡張が可能になるという。

 3つめは、タブレットPOSは、レジスタ機能に留まらず各種情報処理端末としての拡張性、イニシャル及びランニングコストの低価格性、省スペース性やスタイリッシュでかつ店舗でのモバイル性も、従来のPOSターミナルやECR(電子レジスタ)に比べて強みがあるという。既存のPOS専用端末ユーザや従来レジを利用してこなかった層(小規模店舗経営者など)においても新たな選択肢となり、今後一定以上のユーザの支持を集めることはだろうと述べている。



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