SBM、無人での運用可能な無線中継システムの実証実験を開始

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SBM、無人での運用可能な無線中継システムの実証実験を開始


掲載日:2014/10/31


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 ソフトバンクモバイル株式会社(SBM)は、無人での運用が可能で、LTE(SoftBank 4G LTE)/W-CDMA対応の臨時気球無線中継システム(新型気球無線中継システム)を開発し、10月17日に総務省東北総合通信局より、このシステムを用いてフィールド実証評価を行なうための実験試験局の本免許を取得したと発表した。

 同システムは、災害などで通信障害が発生しているサービスエリアを迅速に復旧させることを目的として開発されたもので、地上、船上及び車両に設置した係留装置からの気球係留を可能としている。

 今回の実証実験は、10月27日から宮城県南三陸町周辺で行ない、同システム利用時の通信品質や通信速度、サービスエリアの広さ、システム構築時間及び安定性などを評価する予定だという。

 SBMでは、2012年5月に第三世代移動通信システム(W-CDMA)を対象として係留気球を利用した気球無線中継システムを開発して以来、これまで実証実験を重ね、同システムを改良してきたと述べている。

 同システムの特長としては、W-CDMA(3G)による音声通話・データ通信に加え、SoftBank 4G LTEによる高速データ通信を提供し、船上からの気球係留に対応する。また、車載係留システムを開発したことにより、強風時でも迅速に気球を上げサービスエリアを確保できる。更に、ソーラーパネルによる電源供給や遠隔地点からの自動昇降制御及び監視制御が可能になっている。

 SBMはすでに全国の主要拠点において気球無線中継システムを配備しており、今後は順次同システムに更新していく予定だという。同社では災害時に備え様々な取り組みを実施しており、同システムの開発はそれらの取り組みの一環だという。引き続き、実証実験を通して得たノウハウやデータを活用し、災害時の速やかな通信ネットワークの復旧に努めていくと伝えている。



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