SAS、塩野義製薬とビッグデータの活用研究プロジェクトを発足

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SAS、塩野義製薬とビッグデータの活用研究プロジェクトを発足


掲載日:2014/09/08


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 SAS Institute Japan株式会社(SAS)は、塩野義製薬株式会社と、SASのHadoop対応製品の1つである「SAS In-Memory Statistics for Hadoop」を医薬品開発情報基盤として活用した研究プロジェクトを発足したと発表した。

 塩野義製薬では、データ・マネジメント、統計解析業務プロセスの最適化及びグローバルな統計解析システムの構築を通じて、社内における臨床試験データの標準化に取り組んでおり、新薬の開発や安全性の研究において蓄積されたデータを再活用することで開発効率の向上を目指しているという。更に、様々なオープンデータを組み合わせることにより研究開発の推進を目指していたが、既存のシステムでは処理能力に限界があったため、効率よく大量のデータを処理することが可能でかつ拡張性に優れた分散処理環境であるHadoopに着目し、システム構築を行なっていると述べている。

 今回のSASと塩野義製薬による研究プロジェクトでは、医薬品開発にビッグデータ及びオープンデータを本格的に活用することで、新薬の開発や安全性の研究を従来よりも効率的かつ効果的に行なえるようにすることを目指しているという。SASは医薬品開発情報基盤構築のためのアドバイザーとして同研究に参画し、テスト評価環境の構築及び技術支援、業務課題解決に向けたアドバイスなどのサポートを提供すると述べている。具体的には、SASのインメモリ・テクノロジー「SAS LASR Analytic Server」を採用して、データをメモリ上に保持した分散並列処理をHadoopクラスタ上で行ない、機械学習処理と統計解析を行なうとしている。

 SASは同研究プロジェクトの推進などにより、医薬品開発におけるHadoop利用の促進、ビッグデータとオープンデータ活用の新たなビジネスモデル構築、及び大学・企業・病院など各種関係団体への支援の提供を目指すという。

 両社は同プロジェクトを通じて、医薬品開発業務におけるビッグデータとオープンデータ活用に向けた、組織・業務プロセス・データ・システムなどの観点からの課題と改善機会の特定とアクションプランの立案や、安全性シグナル検出ダッシュボード/医薬品間のネットワーク・メタアナリシスなど、ビッグデータ活用の組織内外での普及・定着化に向けたサンプルレポートの開発、医薬品開発業務への利用価値と利用容易性の観点からの各オープンデータの評価の実施を図ると伝えている。



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