富士通、旭酒造と酒造好適米の生産量増加の取り組みを開始

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富士通、旭酒造と酒造好適米の生産量増加の取り組みを開始


掲載日:2014/08/07


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 富士通株式会社は、旭酒造株式会社とともに、旭酒造が製造・販売する日本酒“獺祭”(だっさい)の原料となる酒造好適米“山田錦”の生産量増加と安定的な調達に向け、富士通の食・農クラウド「Akisai」を利用した取り組みを開始したと発表した。

 富士通によると、日本酒の出荷量は長らく低迷していたが、2010年度以降、純米酒や吟醸酒など高級品においては出荷量が伸び続けている。しかし、その原料である酒造好適米の生産量は横ばいが続いており、全国で酒造好適米が不足する状況が続いているという。

 旭酒造では、“獺祭”の酒造好適米として“山田錦”を使用しているが、“獺祭”の販売量増加に対し、“山田錦”の生産者が限られていることから、近年、必要量に合った安定的な調達ができなくなっていると伝えている。加えて、“山田錦”は、倒伏しやすい、収量が安定しないなど栽培面での難しさがあり、生産者が増えにくい状況となっているとしている。

 両社は4月より、“山田錦”の栽培における作業実績と生産コストの見える化を目的に、山口県内の生産農家に富士通の食・農クラウド「Akisai」の農業生産管理SaaS及びマルチセンシングネットワークを導入して、栽培作業実績情報の収集・蓄積を行なっているという。

 具体的には、いつ、どの圃場で、どのような作業を行なったかなど日々の作業実績や、使用した農薬・肥料・資材のほか、草丈・茎数などの稲の生育状況、収穫時の収穫量・品質などをPC、スマートフォン、タブレットなどのデバイスで記録したり、圃場にセンサを設置し、気温・湿度・土壌温度・土壌水分・EC(Electric Conductivity:電気伝導度)を1時間ごとに自動で収集し記録したりするという。また、定点カメラにより、毎日正午に生育の様子を撮影していると述べている。

 今後、旭酒造は蓄積された栽培情報を基に、農業関係者の協力も得て、“山田錦”の安定栽培技術の確立を図るとともに、新たに生産を始める生産者に栽培ノウハウを提供し、生産量増加に向けた取り組みを強化すると伝えている。



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