NTT、国際共用IP網を用いたライブ映像伝送の実証実験を実施

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


NTT、国際共用IP網を用いたライブ映像伝送の実証実験を実施


掲載日:2014/05/22


News

 日本電信電話株式会社(NTT)は、6月、7月に日本放送協会(NHK)が実施する8Kスーパーハイビジョンによる“2014 FIFA ワールドカップ ブラジル”のパブリックビューイングにおいて、安定して信頼性に優れたIP伝送技術を提供し、ブラジル─日本間(約1万8000km)での高臨場感ライブ映像伝送の実証実験を行なうと発表した。

 8Kスーパーハイビジョンは、画素数は地上デジタル放送などのハイビジョンの16倍、4K映像の4倍に相当する3300万画素(7680×4320画素)、フレーム周波数は60Hz順次走査、音響は22.2マルチチャンネルあり、パブリックビューイングなどで利用される。

 従来、パブリックビューイングなどにおいて、4Kや8Kなどのより高精細な映像を安定してネットワークで伝送するためには、高速な専用線や衛星回線を使用する必要があり、通信コストが増大するという課題があったという。今回の技術は、NHKと共同で行なった国際共用IP網を利用したブラジル─日本間での8Kスーパーハイビジョン伝送実験の成果を適用したもので、国際標準のメディア伝送規格MMT(MPEG Media Transport)に、NTTが開発した強力で低演算負荷の誤り訂正技術(FireFort-LDGM符号)を適用することにより、国際共用IP網を介して高精細な8Kスーパーハイビジョンの伝送が可能になるとしている。

 今回、ブラジルのリオデジャネイロから東京まで、複数の国際研究教育ネットワークを相互接続して8Kスーパーハイビジョン伝送実験を行なったという。具体的には、NTTの研究開発用テストベッドネットワーク「GEMnet2」、国立情報学研究所の学術情報ネットワーク「SINET4」、米国の「Internet2」、中南米の「RedCLARA」、ブラジルの「RNP」を相互接続することにより、ブラジルから日本まで2つの伝送ルートによる実験網を構築し、2つのルートを併用してデータを伝送するマルチパス伝送を行なうとしている。これにより、ネットワーク内のどこか1ヵ所でトラブルが発生した場合も、もう一方のルートで伝送された映像データをそのまま利用することができるため、信頼性の高い伝送を行なうことが可能になると伝えている。



関連キーワード

  ※製品ニュースに関するお問合せ : 企業サイトへ


  ※関連キーワードのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。


図解でわかりやすいIT技術の解説記事2000本
ITセミナー400件、IT製品情報1000件以上!

キーマンズネットは、アイティメディア株式会社が運営する「企業向けIT関連情報サービス」です。会社で導入するIT関連製品の検討・選定にお役立ていただける情報サービスです。情報量・登録料ともに無料です。安心してご利用下さい。

キーマンズネットの新着情報を、お届けします

新着製品レポート

利便性とセキュリティに優れたワークスペースを利用する“WaaS” 【横河レンタ・リース】 徹底レビュー:Windows 10の新機能でクライアント環境がこう変わる 【ヴイエムウェア】 「データ活用・AI(人工知能)」に関するアンケート 【日本電気株式会社】 新旧さまざまな課題を解消するデータベース移行術を解説する。 【日本アイ・ビー・エム株式会社】 Windows 10搭載モバイルデバイス、管理方式の弱点を克服するには 【ヴイエムウェア】
シンクライアント タブレット データ分析ソリューション データベースソフト MDM
ワークスタイル変革を掲げVDIを導入してもその効果を発揮できない企業も多い。そこで利便性とセキュリティに優れたワークスペースを利用する“WaaS”が注目されている。 徹底レビュー:「Windows 10」の新機能でクライアント環境はこう変わる 抽選で10名様に5000円分商品券★データ活用・AIに関するアンケート DB運用で「低コスト・高パフォーマンス」を諦めてはいけないのはなぜか? 「持ち出せるデバイス」に進化したWindows……管理はどうする?
このページの先頭へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


掲載されておりますサービス内容・料金などは掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


20055477



このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ