アリエル・ネットワーク株式会社（アリエル）は、三建設備工業株式会社が、次世代情報共有基盤として、Webコラボレーションウェア「ArielAirOne Enterprise」（アリエル・エンタープライズ）を採用したと発表した。

　「アリエル・エンタープライズ」は、大規模な組織内で扱われる様々な情報のシームレスなデータ連携と高度なセキュリティによる集中的な管理ができるWebコラボレーションウェア。標準アプリケーションであるグループウェア・企業情報ポータルの提供と、事業やビジネスモデルに応じた企業独自のビジネスアプリケーション開発ができることで、拡張性・柔軟性のある情報共有環境の構築ができるという。

　三建設備工業は、産業・医療分野からオフィス・レジャー施設など、環境配慮型の空調設備・給排水衛生設備の設計・施工・メンテナンスを手がけている。三建設備工業では、最前線である施工現場の技術者に対する、リアルタイムな情報共有・モバイル活用・業務効率化を最優先の目的として、グループウェアの刷新を検討していたという。

　三建設備工業は、同コラボレーションウェアが、柔軟なワークフロー機能、社内システム連携機能などを備えており、業務の流れに沿った情報の有効活用・再利用や全文検索による必要な情報の区分けなど、グループウェアの機能を超えた要件に柔軟に対応する、拡張性の優れた情報共有システムを構築できることを評価し、採用したとしている。

　同コラボレーションウェアは、事業やビジネスモデルに応じた企業独自のアプリケーション開発ができ、申請・稟議ワークフローやISO対応文書管理など、運用設定することで利用できるビジネスアプリケーションを提供し、スマートデバイスでも利用できる。

　更に、基幹系システムとのシームレスな連携を可能にする外部連携機能による業務環境の統合や、システム管理者の負担を削減する機能により、業務の効率化を推進し、システムの運用・管理の属人化を防げる。複雑なビジネスプロセスに対応するワークフローにおいても、権限変更などの管理を省力化し、ユーザによる効率的な管理や、ペーパーレス化の推進を図れるとしている。

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