採用:鹿児島大学、富士通製品で低コスト伝送速度向上の実証実験

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採用:鹿児島大学、富士通製品で低コスト伝送速度向上の実証実験


掲載日:2014/04/02


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 富士通株式会社は、国立大学法人 鹿児島大学が同大学 学術情報基盤センター 升屋正人教授が率いる“高遅延インターネットにおけるTCPスループット向上システムの研究開発”プロジェクトにおいて、同社の「FUJITSU Software Interstage Information Integrator V11.0」の採用を決定したと発表した。

 「Interstage Information Integrator V11.0」は、TCP/IP通信のアプリケーション間のプロキシとして利用することにより、通信距離や回線品質による遅延の問題を解消し、ハードウェア性能に依存せず、低コストでの伝送速度向上を可能にするソフトウェア。

 “高遅延インターネットにおけるTCPスループット向上システムの研究開発”プロジェクトは、総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業地域ICT振興型研究開発の1つであり、インターネットを介した遠距離サーバ間での伝送速度低下を低コストで解消し、ICTの利活用による地域社会の活性化を目的としているという。

 2015年3月をめどに、50ミリ秒の往復遅延時間が発生する遠距離間のインターネット環境で、50Mbps以上のTCPスループットを、1世帯あたり5万円以下の設備費用で可能にする技術の開発を目指していると伝えている。

 同ソフトウェアは、回線事情やその時々のネットワーク状況に応じて適した通信技術を自動選択することや、WAN高速化装置が不要でデータ転送を高速化できることが評価され採用されたと述べている。

 実証実験は、4月1日から2015年3月31日の実施期間に、与論町と東京都内のデータセンタなどの間でTCPスループットが向上するかどうかの検証が行なわれるとしている。

 具体的には、サーバとPC、それぞれの近くに、TCPのパラメータなどを通信距離が長い環境に最適化した代理サーバを置き、代理サーバ間のTCPスループットを向上させることで、サーバとPC間の伝送速度高速化の効果を検証するという。代理サーバには、高速処理が可能な同社のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY TX140 S2」が利用されると伝えている。

 また、大阪府大阪市、福岡県福岡市、鹿児島県鹿児島市などに中継サーバを置いて通信区間を分割し、データ転送距離を短縮することにより、データ転送の遅延を防ぎ、高速化を図ると述べている。


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