エクセルソフト株式会社は、シングルソースのドキュメントから、Web用／デスクトップ用／モバイル用／印刷文書など様々なパブリッシュ形式を簡単に生成できる、米国MadCap Software社のヘルプオーサリングツールの新バージョン「MadCap Flare 10.0」を発売した。

　今回の新バージョンでは、Web／タブレット／モバイルの3つのメディアに対応するスキンが装備され、ブラウザまたはデバイスのサイズに応じて表示が変化するレスポンシブルHTML5アウトプットが可能で、各種デバイス向けに複数のターゲットをパブリッシュすることが不要。

　異なるコンテンツを表示するために、スライドを移動させるナビゲーションコントロールを使用し、コンテンツを表示する方法として、スライドショーを追加できる。自動プレイ設定も可能。また、3つ折りなどのパンフレットなどをビルトインのプロジェクトテンプレートで簡単に利用できる。

　Flareプロジェクトの全体または一部を別の場所にエクスポートでき、プロジェクトのアーカイブや、翻訳用に送付する際に利用できる。また、Eclipseフレームワークと互換性のあるヘルプシステムプラグインを配布できる。

　組織内の任意のメンバーがコンテンツの寄稿／レビューを行なえ、オーサリングやレビュー処理を簡易化できる「MadCap Contributor 6.0」や、Flareプロジェクトとコンテンツを分析しレポートする「MadCap Analyzer 7.0」も同時に発売された。

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