インテック、共同で太平洋横断ライブマイグレーション実験に成功

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インテック、共同で太平洋横断ライブマイグレーション実験に成功


掲載日:2013/12/18


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 株式会社インテックは、国立大学法人大阪大学を中心とするDistcloudプロジェクトに協力し、インテックの独自開発ソフトウェア「EXAGE」を応用した“Long Distance Live Migration”技術の実証実験において、最大で地球の外周の半分以上に相当する約2万4千km離れた拠点間で仮想計算機(VM)を無停止で移動することに成功したと発表した。

 Distcloudプロジェクトは、インテックが独自開発したプラットフォームソフトウェア「EXAGE」の並列分散ストレージ「EXAGE/Storage」を応用して、複数の大学及び研究機関からなる広域分散環境に仮想的なデータ共有プラットフォームを構築し、広域分散ファイルシステムの実現・実用化を目指しているという。

 同システムは、地理的に離れた拠点間でデータ空間の共有が可能(Long Distance)、異なる3拠点以上でデータの冗長化が可能(Multi-Site)、複数拠点から同時に読み出し・更新が可能(All Active)という3つの特徴を持ち、地理的に離れた場所でデータを分散保存するため、実用化されることで障害・災害時におけるデータの永続化や、グローバルなサービスをよいレスポンスでの提供を可能にするとしている。

 今回の実験は、地理的に離れた複数拠点(国立情報学研究所(東京)、金沢大学(金沢)、広島大学
(広島))の分散ファイルシステム上に保存されたVMを、学術情報ネットワーク“SINET4”で接続し
て共有し、VMを無停止で移動させる“ライブマイグレーション”を実施するもので、正常に動作することを確認したと伝えている。また、ライブマイグレーションにかかる時間も、単一のデータセンタ内で実施する場合と比較して実用的な性能であることも確認したとしている。

 また、米国デンバーで開催された国際会議会場において、独立行政法人情報通信研究機構が提供する通信網テストベッド「JGN-X」を用いたライブマイグレーションのデモンストレーションを行なったとし、“SINET4”で接続された3拠点のうち広島大学を「JGN-X」と接続し、ロサンゼルスにある「JGN-X」拠点で折り返す経路を加えたことにより、他2拠点から広島大学まで、仮想的に約2万4千km離れた環境としてライブマイグレーションを行ない、正常に動作することを確認したと伝えている。



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