シマンテック、一太郎の脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃について発表

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シマンテック、一太郎の脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃について発表


掲載日:2013/11/19


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 株式会社シマンテックは、株式会社ジャストシステムのワープロソフトウェア「一太郎」の脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃について発表した。

 シマンテックは、9月に今回の脆弱性の悪用を試みる攻撃が活動中であることを確認し、脆弱性開示の手続きを取ったとしている。シマンテックの解析によると、今回の攻撃でTrojan.Mdropperとして検出されるサンプルにはすべて、Backdoor.Vidgrabとして検出される同じバックドア型のトロイの木馬を含まれていることが判明していると伝えている。同じBackdoor.Vidgrabの亜種が、“Microsoft Internet Explorerのメモリ破損の脆弱性”(CVE-2013-3893)を悪用する水飲み場型攻撃のペイロードとして使われていたことから、Internet Explorerの脆弱性を悪用する攻撃と、「一太郎」の脆弱性を悪用する攻撃の背後には、同じマルウェアグループ、あるいは密接な関係にある別のグループが関与している可能性があるとしている。

 今回の攻撃活動で注目の点は、マルウェアグループがメールに使っている件名も本文も、一般的な標的型攻撃の場合とは異なっていることだという。例えばあるメールは、日本で人気のあるオンラインショッピングサイトで各種の商品を購入するようユーザを誘導し、会員が購入した場合にはもれなく通常の2倍のポイントを獲得でき、送料も無料になると謳っているという。メールのファイルには、「一太郎」の悪用コードを含むチラシが添付されていると伝えている。

 今回報告した.jtdファイルは、Trojan.Mdropperとして検出されるという。感染を防ぐために、「一太郎」のユーザにジャストシステムから最新のパッチをダウンロードして適用するように促している。



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