IBM、アフリカに基礎研究施設をオープン

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IBM、アフリカに基礎研究施設をオープン


掲載日:2013/11/14


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 米IBMは、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領の臨席のもと、アフリカ初の民間の技術研究施設の開所式をケニアのナイロビで行なったと発表した。

 今回オープンした研究所では、アフリカ大陸の重要課題に対応するための応用研究及び探索的研究を行ない、人々の生活に影響をもたらす商業的に可能なイノベーションを構築していくと伝えている。

 同研究所はIBMがグローバルに展開する12番目の基礎研究所であり、ケニア情報通信技術庁の支援を受け、ナイロビの東アフリカ・カトリック大学構内に開設されたという。

 広さ2000平方メートルの施設にはクラウド・コンピューティング・ハブが設置されており、同社の研究員たちはこの計算資源を用いて膨大な量のデータを分析し、洞察を引き出して、エネルギー、水資源、交通、農業、医療などのアフリカが抱える課題に対する解決策を探っていくとし、すでにいくつかのプロジェクトが進行中だと伝えている。

 具体的には、ケニアのインターネット・サービス・プロバイダのAccess Kenyaと協力し、ナイロビにおいて車で通勤する人々が、交通渋滞の予測に基づいた市内運転ルートに対する助言を携帯電話で受信するパイロット・ソリューションを開発したとしている。

 「Twende Twende」と呼ばれるこのシステムは、従来型の携帯ではSMSベースのクエリ・システムを介して稼働し、スマートフォンでは、ユーザは専用アプリを使って、推薦されたルートや渋滞状況を示す市内地図を閲覧できる。ナイロビ市内各所に設置されたCCTVカメラから取り込まれた映像データを解釈する特別なアルゴリズムとディープ・アナリティクスを活用することにより、通勤する市民は携帯電話を用いて道路の最新状況と代替ルートの助言を受信する。

 ほかにも、同社は現地企業Flashcast及びKuza Biasharaと協力し、マイクロ起業家が通勤客をターゲットにロケーション・ベースの広告を可能にするソリューションを開発したと伝えている。このソリューションは、バスやマタトゥ(ミニバス)に3G通信機能を備えたGPS対応ディスプレイ・ユニットを設置し、レストランや美容室、PC修理店など、地元の小規模企業のシンプルな広告を表示する。同社の研究員は、小規模企業が広告のスローガンやメッセージをアップロードできるアプリを開発したとしている。



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