NEC、大林組とビルのエネルギー需要予測の実証実験を共同実施

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NEC、大林組とビルのエネルギー需要予測の実証実験を共同実施


掲載日:2013/10/31


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 日本電気株式会社(NEC)は、株式会社大林組と“異種混合学習技術”を活用して、ビルのエネルギー需要を予測する実証実験を共同で実施したと発表した。

 “異種混合学習技術”は、NECの中央研究所が開発した、ビッグデータに混在するデータ同士の関連性から、多数の規則性を自動で発見し、分析するデータに応じて参照する規則を自動で切り替える技術。これにより、単一の規則性のみを発見し参照する従来の機械学習では分析が困難な、状況に応じて規則性が変化するデータでも、高精度な予測や異常検出が可能となる。

 大林組はビル群のエネルギー管理のスマート化に向けて、エネルギー供給・制御技術の研究開発に取り組むとともに、自社施設を活用した実証に積極的に取り組んでいるという。一方、NECは様々なビッグデータ分析技術を保有しており、同技術を活用した事業を推進しているという。

 今回、両社の技術・ノウハウを組み合わせて、ビルのエネルギー需要を予測するためのデータ分析方法を共同で検討し、実験を実施したと伝えている。

 同実験では、大林組の技術研究所本館における、過去2年間の電力使用量、空調に用いた熱量(温水熱量/冷水熱量)、気象、営業日、日付、在籍者数などの各種データを基に、将来の電力使用量及び熱量を予測したとしている。

 実験の結果、技術研究所本館で収集した膨大なデータから“冬期営業日の昼間”“夜間”“祭日”などで異なる規則性を自動的に発見し、24時間後や1ヵ月後などの電力使用量・熱量を、人手による複雑なデータ分割作業を行なわずに予測できたと伝えている。

 大林組は今回の結果を踏まえ、2014年11月の導入を予定している技術研究所内のすべてのビルを対象にしたエネルギースマート化プロジェクトにおいて、エネルギーマネジメントシステムの構成要素の1つとして、異種混合学習技術を活用したNECのエネルギー需要予測システムを採用する予定だとしている。



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