SBM、「5.6GHz帯空間分割マルチチャネルWi-Fiシステム」を開発

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SBM、「5.6GHz帯空間分割マルチチャネルWi-Fiシステム」を開発


掲載日:2013/10/31


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 ソフトバンクモバイル株式会社(SBM)は、屋外で開催される大規模イベントなどにおいて、スムーズかつ大容量の無線LAN通信を可能にする「5.6GHz帯空間分割マルチチャネルWi-Fiシステム」を開発したと発表した。

 11月3日に宮城県石巻市で行なわれる“ツール・ド・東北2013”において、今回開発したシステムを用いたサービスを石巻専修大学敷地内で提供するとしている。

 同システムは無線LANアクセスポイント装置とアンテナで構成され、大容量の通信を可能にするために1つの装置に6台の5.6GHz帯の無線LANアクセスポイントを実装し、最大6チャネル(帯域20MHz×6チャネル)の通信ができるという。同システムでは、同一場所に設置した複数の無線LANアクセスポイント間の隣接チャネル干渉の軽減と、通信可能距離を確保するため、指向性が鋭く、利得の高いアンテナを利用していると伝えている。

 実際のサービスでは、各指向性アンテナを少しずつ異なる方向に向ける“空間分割技術”と組み合わせて、チャネル間で電波干渉のない広いサービスエリアを確保するという。複数の無線アクセスポイントを同一場所に設置した場合、特定のアクセスポイント(チャネル)にユーザの接続が集中し、1人当たりの通信速度が低下することや、多くのユーザが接続(アソシエーション)を要求し、システムの有する最大接続数を超える場合には、実際に通信を行ないたいユーザが通信できない場合もあるとしている。今回開発された同システムには、このような事態を回避するために、各アクセスポイントへの接続数を均等とする、接続数の分散制御機能や、実際に通信を行ないたいユーザを優先させる接続の優先制御機能が実装されている。

 また、同社が災害などで通信障害が発生しているサービスエリアを迅速に復旧させることを目的として開発した「係留気球無線中継システム」で用いた係留気球にも搭載できるよう、小型軽量化した装置もあわせて開発したという。係留気球により高い位置にアンテナを設置できるので、通信エリアを拡大できるとしている。同システムを係留気球とあわせて使用することで、会場が広く、ユーザも多い大規模イベントにおいて接続品質の改善が期待でき、スムーズに無線LANを利用できるようになると伝えている。



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