日立、共同研究開発によるDB製品がTPC-Hで100TBクラスに登録

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


日立、共同研究開発によるDB製品がTPC-Hで100TBクラスに登録


掲載日:2013/10/24


News

 株式会社日立製作所(日立)は、国立大学法人東京大学生産技術研究所(東大生研)と同社が、内閣府最先端研究開発支援プログラム“超巨大データベース時代に向けた超高速データベースエンジンの開発と当該エンジンを核とする戦略的社会サービスの実証・評価”(中心研究者:喜連川 優 東大生研教授/国立情報学研究所所長、実施期間:2010年3月〜2014年3月)において、共同で実施している“非順序型実行原理”に基づく超高速DBエンジンの研究開発成果を基にした日立製DB製品(「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」)が、“TPC-H”の100TBのクラスにおいて、8万2678.0QphH@100TBという性能を達成し、同クラスで公表されている性能測定結果リストに世界で初めて登録されたと発表した。

 “TPC-H”は、非営利団体であるTransaction Processing Performance Councilが仕様を定めているDBシステムの標準的なベンチマークであり、意思決定支援のための複雑なDB検索処理を対象としているという。また、QphHは同ベンチマークにおけるDB検索処理の性能を示す指標。

 東大生研と日立は、2011年6月に、一般的なHDD構成のストレージ環境において、従来型のDBエンジン比で約100倍(解析系DBに関する標準的なベンチマークを元に作成した、各種のデータ解析要求の実行性能を計測)のデータ検索処理性能を確認したことを発表し、日立は、2012年6月に、同DBエンジンを製品化している。その後、両者は、フラッシュメモリをストレージデバイスとして活用したストレージ環境(フラッシュストレージ環境)において性能検証を行ない、8月に、同環境においても従来型のDBエンジン比で約100倍のデータ検索処理性能を達成したと伝えている。

 今回、これまで進めてきた実験の結果を踏まえ、両者による研究開発成果を基にしたDB製品の有効性を、公的な基準の下で確認するため、“TPC-H”における最大のDB規模である100TBのクラスにおいて、性能の検証を行なったとしている。

 “TPC-H”では、従来、30TBまでのクラスにのみ、各種のDB製品が登録されており、100TBのクラスは未到達の領域だったとしている。なお、100TBは大手コンビニエンスストアのPOSデータに換算して、約7年分に相当するデータ量(日立調べ)だと伝えている。



関連キーワード

  ※製品ニュースに関するお問合せ : 企業サイトへ


  ※関連キーワードのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。


図解でわかりやすいIT技術の解説記事2000本
ITセミナー400件、IT製品情報1000件以上!

キーマンズネットは、アイティメディア株式会社が運営する「企業向けIT関連情報サービス」です。会社で導入するIT関連製品の検討・選定にお役立ていただける情報サービスです。情報量・登録料ともに無料です。安心してご利用下さい。

キーマンズネットの新着情報を、お届けします

新着製品レポート

オールインワンBIツール Actionista! 【ジャストシステム】 手間やコストを極力かけず、企業ITの認証環境を強化する 【エントラストジャパン】 脱ExcelやiPad対応、事例で分かる業務アプリ開発の4大課題解決法 【セールスフォース・ドットコム】 見込み客獲得型オウンドメディアの立ち上げ方 【イノーバ】 BCP/DR対策 他、課題解決に直結するITインフラ最適化 【日本ヒューレット・パッカード+他】
BI 認証 開発環境/BaaS CMS サーバー仮想化
“かんたん、きれい、分かりやすい”
「誰でも分析」を実現するオールインワンBIツール。誰でも簡単に本格的な分析が行え、分析結果を組織内で自由に共有することが可能。
サイバー攻撃の巧妙化、クラウド利用の拡大などによって、今まで以上に認証の重要度は増している。手間やコストを極力かけず、企業ITの認証環境を強化するための勘所とは? 脱ExcelやiPad対応、事例で分かる業務アプリ開発の「4大課題」解決法 Webの売り上げ・問い合わせ向上、見込み客獲得型オウンドメディアの立ち上げ方 サーバ仮想化からBCP/DR対策まで、課題解決に直結するITインフラ最適化
このページの先頭へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


掲載されておりますサービス内容・料金などは掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


20051230



このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ