DNP、丸善と千葉大学で紙と電子を組合わせた教材開発研究を開始

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DNP、丸善と千葉大学で紙と電子を組合わせた教材開発研究を開始


掲載日:2013/10/17


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 大日本印刷株式会社(DNP)は、丸善株式会社と、国立大学法人千葉大学内の研究施設を拠点に、これからの大学教育の質の向上を目指して、紙と電子を組み合わせた教材に関して、企画や編集、版権処理や制作方法などの共同研究を開始すると発表した。

 授業の予習・復習やテーマを掘り下げた学習に向け、有効な図書や学術論文、Webサイトの情報などを活用した教材を印刷物や電子コンテンツとして円滑に制作するため、丸善の学術書編集に関する知見と、DNPのコンテンツ制作のノウハウなどを組み合わせていくとしている。

 DNPによると、授業内容と合致しない記述が多いなどの理由で、大学の教科書(学術専門書)の販売部数や利用頻度が減少傾向にある一方、授業内容に合わせて教員がオリジナル教材を作成して学生に配布するケースが増えている。千葉大学は“アカデミック・リンク構想”を掲げ、教材のデジタル化のほか、教員の授業スタイルに合わせた紙や電子の教材の開発や、販売も視野に入れた教材の円滑な流通のためのサービスモデルの構築など、新たな学習環境の整備に取り組んでいるという。この取り組みに必要な企画や編集、版権処理、適切なデータフォーマットや制作ルールの策定などの専門ノウハウを有するDNPと丸善が、今回同大学と共同で研究を開始することとなったとしている。

 アカデミック・リンク構想は、千葉大学において、“生涯学び続ける基礎的な能力”“知識活用能力”を持つ“考える学生”を育成するために、附属図書館、総合メディア基盤センター(現 統合情報センター)、普遍教育センターが協力して推進する、教育・学習のための新しい構想。

 DNPと丸善は、千葉大学内の研究施設“ハイブリッド教材研究プロジェクト”に研究員を派遣し、教員のニーズ調査、版権処理の現状把握、電子化のためのデータフォーマット策定と表現範囲の設定、制作ルールの策定、制作した教材の評価、の5つのテーマについて共同研究を行なうとしている。

 今後の展開として、両社は、2015年7月までに数種類の紙と電子の教材を制作し、授業での利用状況や効果検証を行なうという。両社は、今回の共同研究の成果を踏まえたビジネスモデル(仕組みと人的支援)を2016年度までに事業化して、大学から教材開発センタとしての機能を受託すると伝えている。



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