MDIS、KDDI研と電子透かしを埋め込んだ動画を生成する技術を開発

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MDIS、KDDI研と電子透かしを埋め込んだ動画を生成する技術を開発


掲載日:2013/10/10


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 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)は、株式会社KDDI研究所(KDDI研)と、ユーザ(コンテンツ購入者)ごとに異なる電子透かしを埋め込んだ動画コンテンツを高速に生成する技術を共同で開発したと発表した。

 今回発表された技術を利用すると、10分の電子透かし入り動画コンテンツをおよそ2秒(ビットレート7Mbps、サイズ約500MB)で生成でき、実用レベルの高速化が可能となる。動画コンテンツ配信サービスで同技術を利用すると、配信された動画が違法アップロードされた際に電子透かしによって行為者を容易に特定できるという。

 同技術では、1つのコンテンツに対し異なる電子透かしを埋め込み、エンコード処理した動画コンテンツをあらかじめ数種類用意しておき、配信時にユーザ情報に基づいてコンテンツファイルを抽出、再結合し配信する。

 動画のエンコード処理では前後フレームとの差分を利用するため、単純に任意のフレームで抽出/結合をすると絵が崩れたり、劣化したりするが、同開発ではエンコード処理や抽出/結合を適切に行なうことで、この問題を解決しているという。

 また、動画全体がなくても一部の動画データからユーザ情報を取り出せるようにするため、フレームに埋め込む情報量や再結合前に抽出する動画データ量などにチューニングを施していると伝えている。結果として数十秒から数分程度の動画でユーザ特定可能なレベルになったとしている。

 なお、同技術開発に使用した映像用電子透かしはMDISで製品化したものであり、動画コンテンツに各種加工を行なっても電子透かしの情報を読み出せる耐性を備えていると伝えている。また、電子透かし埋め込みによる画素の変化は人間が通常、認識できないほど軽微だとしている。



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