KCCSなど、研究・教育分野の電子学術書利用の実証実験を開始

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KCCSなど、研究・教育分野の電子学術書利用の実証実験を開始


掲載日:2013/10/08


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 京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は、東京大学附属図書館、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社と、研究・教育分野における電子学術書活用を目指し、10月より実証実験を開始することを発表した。

 東京大学が推進する“新図書館計画”では、本郷キャンパス総合図書館の大幅拡充を行なう一方で、研究・教育分野における電子学術書活用の新たなモデルとして、電子書籍と紙書籍とを統合的に相互利用できるハイブリッド図書館の確立を目指しており、附属図書館で実施される全学自由研究ゼミナール“未来の書物の未来”の授業で電子学術書の利用実験が開始されると伝えている。

 今回の実験でKCCSグループは、教師・学生間で電子学術書への書き込み・読書体験を共有する機能や外部の知識ネットワークとの連携など授業や学術研究を支援する仕組みを新たに開発し、次世代の電子図書館サービスとして「BookLooper」を提供するという。実際の授業で利用されるのはかつて同大学で教鞭をとった南原 繁氏の著書や丸山 眞男氏の講義録など10冊余りで、東京大学出版会から提供されるとしている。学生や教員は、他の電子図書約1000冊も含めてPCやタブレット端末で活用していくと伝えている。

 「BookLooper」は、メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍の著作権保護に求められるDRM(Digital Rights Management)や決済機能を備えたクラウド型電子書籍配信サービス。

 3者は同実験を通して、人文社会系分野における電子学術書の利用モデルを確立していくとともに、電子図書館と知識を体系化(見える化)する仕組みや、東京大学の集合知を使った書評・レコメンドシステムとを有効に連携させるなど、研究・教育分野での電子学術書活用を目指していくと伝えている。



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