日本IBMら3社、建物情報の連携でLCCを約20%削減する手法を考案

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日本IBMら3社、建物情報の連携でLCCを約20%削減する手法を考案


掲載日:2013/09/20


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 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)、株式会社NTTファシリティーズと株式会社竹中工務店は、共同で、設計図・3次元の建物情報・資材・設備など建物に関するあらゆる情報を設計から施工、維持管理まで一貫管理する手法を考案したと発表した。

 2014年4月完成を予定しているNTTファシリティーズの自社ビル新築にこの手法を導入し、試算の結果、建物の点検保守、修繕改善のライフサイクルコスト(LCC)を約20%削減できることがわかったと伝えている。

 発表によると、これまでは維持・運用の視点が設計に反映されず、LCCを削減できる設計や仕様が採用されないといった問題があったとしている。また、設計図・資材・設備などの建物に関する情報は、設計・施工時では“BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)”、運用・維持管理では“FM(ファシリティ・マネジメント)システム”と、それぞれ別々のシステムで運用されており、設計・施工時の情報を維持管理に連携することができず、竣工図面や竣工図書、設備台帳の作成などに多大なコストと時間を費やしていたとも伝えている。

 このような課題を解決するため、3社は共同でBIMデータとFMデータを連携させる手法を考案して、NTTファシリティーズの自社ビル新築に同手法を導入し、手法の内容と効果の検証を行なった。この手法の導入により、建物の竣工前にコンピュータ上で仮想的な竣工(バーチャル竣工)や引き渡し(バーチャルハンドオーバー)を実施することが可能となって、検証の結果、施工や維持管理の効率化が図られ、建物の点検保守、修繕改善のライフサイクルコストを試算で約20%削減できることがわかったと伝えている。

 3社は今後、今回の検証結果を基に、建築主への建物ライフサイクル全体を捉えた価値提供拡大の実現を視野に入れ、BIMとFMシステムの連携の実施と更なる検証を同プロジェクトで行なっていくとしている。



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