DNP、ピラミッドの内部構造を透視体験できる映像システムを開発

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DNP、ピラミッドの内部構造を透視体験できる映像システムを開発


掲載日:2013/09/19


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 大日本印刷株式会社(DNP)は、3次元(3D)メガネと3Dプロジェクタを活用して、展示物のピラミッド内部を透視しているかのような体験ができる映像システムを開発したと発表した。

 DNPによると、博物館や美術館、企業のショールームなどで、タブレット端末やプロジェクタと、AR(拡張現実)やMR(複合現実)などを組み合わせ、展示作品や製品の理解を深めるシステムの導入が増えている。しかし、内部構造が特徴的な展示物の場合、2次元の表現だけでは十分な効果を得られないため、展示物の大きさや位置に合わせて内部構造を立体的に表現できる、臨場感のある映像システムが求められているという。

 このニーズに対してDNPは、3DCGで作成した映像を3Dプロジェクタで展示物に投影し、その映像を3Dメガネで見ることで、展示物と文字や映像による付加情報の一体感を高められる映像システムを開発したとしている。

 同システムは、立体物に映像を投影するプロジェクションマッピングと、左右の目の視差を利用することで平面的な画像が立体的に見える立体視を組み合わせたもので、現実には見れない展示物の内部の映像を3Dプロジェクタで展示物の表面に投影し、3Dメガネで見れるシステムだという。展示物の表面に投影した映像は内部が透けているように見え、どの位置からでもリアルな立体感や距離感を体感できる映像表現ができることから、展示物の理解を深められるとしている。

 また、展示物の近くに設置した人間の位置や動きを認識できる距離画像センサによって利用者の腕や指先の動きを認識する。そして指や腕の動きに合わせて指し示した個所の映像を投影するジェスチャーコントロール機能により、インタラクティブな映像表現を可能にするという。

 今回DNPは、女子美術大学と共同で、青森県立美術館で開催される“吉村作治のエジプトと古代文明展〜太陽の船と七大文明〜”(9月14日〜11月24日)にて同システムの実用化に向けた実証実験を行ない、透視の効果や操作性を検証するとしている。

 DNPは、実証実験を通して同システムの有用性や課題を見極め、2014年の実用化を目指すと伝えている。



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