Kaspersky Lab、NetTravelerの新たな攻撃手法について発表

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Kaspersky Lab、NetTravelerの新たな攻撃手法について発表


掲載日:2013/09/05


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 ロシアKaspersky Labは、NetTraveler(別名Travnet、NetfileまたはRed Star APT)の新たな攻撃手法について発表した。

 NetTravelerは、APT攻撃に使用されるマルウェアで、チベット・ウイグルの活動家、石油産業、科学研究施設、大学、民間企業、政府及び政府機関、大使館、軍事関連企業などを攻撃対象に、40ヵ国の重要施設に侵入して数百件の被害をもたらしているという。

 6月にNetTravelerの活動が公になるとすぐに、攻撃者たちは既知のC&Cシステムをすべて閉鎖し、中国、香港、台湾の新たなサーバに移動させ、その後も攻撃を続けていたという。

 また、複数のウイグル人活動家に対し、スピアフィッシングメールが送信されており、このAPT攻撃において新種のマルウェアの配布に使用されたJavaエクスプロイトは、6月にパッチが提供されたぜい弱性を突いたもので、高い攻撃成功率だという。

 攻撃者たちは、スピアフィッシングメールの送信に加えて、ネットサーフィンをする人々を感染させるためwatering hole技術(不正なドメインへのリダイレクトとドライブバイダウンロード)を採用したとしている。

 同Labは、以前のNetTraveler攻撃につながりのあるサイトとして知られている“wetstock(dot)org”ドメインへのリダイレクトが、同攻撃により改ざん・感染したほかのウイグル関連のWebサイトから来ているように見えると伝えている。さらに、このマルウェアに最近発生した別のエクスプロイトが統合され、別の攻撃へ利用されることを予測していて、攻撃を防ぐために、Javaを最新バージョンに更新するかアンインストールすること、WindowsとOfficeやAdobe Readerなどそのほかのすべてのサードパーティ製ソフトウェアの更新をすること、Internet Explorerよりも開発・パッチ提供サイクルが早いGoogle Chromeなどのブラウザ使用すること、知らない相手からのメール内のリンクや添付ファイルを開かないことを勧めている。

 また、NetTravelerグループによるゼロデイ攻撃は未だ発見されていないとしている。まだパッチが提供されていないゼロデイ攻撃の場合でも、ぜい弱性を突いたAPT攻撃に対しては“ぜい弱性攻撃ブロック”や“実行アプリケーション制御”といったテクノロジーが有効であると伝えている。



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