矢野経済研究所、国内の3Dスキャナ市場の調査を実施

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矢野経済研究所、国内の3Dスキャナ市場の調査を実施


掲載日:2013/08/29


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 株式会社矢野経済研究所は、国内の3Dスキャナ市場の調査を実施したと発表した。

 調査期間は6月〜8月、対象は3Dスキャナメーカー/3Dソフトウェアメーカー/商社などで、調査方法は同社専門研究員による直接面談、電話・メールによるヒアリング、文献調査を併用している。

 同調査における3Dスキャナとは、計測・測定対象物(品)に触れることなく、レーザーなどの光源によって地形や構造物(品)などの3次元座標(点群)データを瞬時に取得することができる計測・測定機器を指す。また、同調査では3Dスキャナを主に計測範囲が1メートル以下の“短距離製品”と計測範囲がより広い“長距離製品”に分類したとしている。

 3Dスキャナの主な需要分野は、金型・樹脂成形品などの“工業系用途”、医療向けやフィギュア製作などエンターテイメント業界向けの計測をする“非工業系用途”、ダムや橋梁など大規模構造物を計測する“土木・建築系用途”などがあるという。

 同社は調査結果サマリーとして2点を発表している。1つは、2012年度の国内3Dスキャナ市場は、数量が1280台(前年度比136.2%)、金額が76億8000万円(同125.3%、事業者売上高ベース)となったという。短距離製品は主要分野である試作・検査・評価・リバースエンジニアリングなどの工業系用途ユーザ企業の設備投資が堅調に推移したことに加え、歯科、美容などの医療分野や3Dプリンタを軸としたコンシューマ、SOHO向けサービス事業者への導入が進展した。一方、長距離製品は土木・建設系用途の底堅いリプレース需要に支えられながら堅調に推移したとしている。

 2つめは、今後、非工業系用途でB to B to C市場やB to C市場での需要が拡大していくと予測している。エステやスポーツクラブなどで使用されるボディスキャナ・フェイススキャナに加え、デザイン確認、ものづくり支援で美術系や工業系の大学・専門学校、エンターテイメント関連事業者への導入が進み、エンドユーザがコンシューマである市場が形成されると考察している。これらを背景に、2016年度の国内3Dスキャナ市場は、数量が2300台、金額が110億円(事業者売上高ベース)へ成長すると予測している。



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