矢野経済研究所、静電容量方式タッチパネルと部材の市場調査実施

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矢野経済研究所、静電容量方式タッチパネルと部材の市場調査実施


掲載日:2013/07/16


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 株式会社矢野経済研究所は、静電容量方式タッチパネルとその部材の世界市場の調査を実施したと発表した。

 調査期間は3月〜6月、対象はタッチパネルモジュールメーカー、透明導電性フィルムメーカー、カバーガラスメーカー、OCAメーカー、引出線材料メーカー、ハードコートフィルムメーカーで、調査方法は同社専門研究員による直接面談、文献調査を併用している。

 同調査における静電容量方式タッチパネルとは、アウトセルタイプの静電容量方式タッチパネルモジュールを指し、オンセルタイプ、インセルタイプのタッチパネルは含まないとしている。また、静電容量方式タッチパネル部材とは、透明導電性フィルム、カバーガラス、OCA(Optical Clear Adhesive)、引出線材料、ハードコートフィルム等の部材を指すとしている。

 同社は調査結果サマリーとして2点を発表している。1つは、スマートフォン、タブレット端末の成長に加え、Ultrabookなどタッチパネル機能付きノートPCの立ち上がりにより、2013年のアウトセルタイプの静電容量方式タッチパネル世界市場規模が、前年比131.6%の10億500万枚(メーカー出荷数量ベース)に達すると予測している。また、主な用途別の構成比は、スマートフォン用が73.6%、タブレット端末用が23.9%、ノートPCや車載(カーナビ、DAなど)用途で2.5%と予測している。

 2つめは、静電容量方式タッチパネルメーカーの開発方向性において、大型化、薄型化、低価格化、低コスト化、安定供給、多品種少量対応などであり、部材メーカーもタッチパネルメーカーのロードマップに沿った開発を進めているという。透明導電性フィルムでは、ITOフィルムの安定供給体制の拡充と、大型化への対応として低抵抗グレードの開発、非ITO系フィルムの一部量産化が進むとしている。ハードコートフィルムでは、ベゼル枠の多色印刷対応のための飛散防止フィルムの需要が拡大し、また、カバーガラスでもマザーガラスサイズの大型化にともなう素板ガラスメーカーによる強化ビジネスへの取り組みが進んでいるという。今後もこれらの部材トレンドが進展していくが、それらに加えてフレキシブルディスプレイ向けTP需要へのアクションも必要となると考察している。



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