NRIセキュア、企業情報システムのセキュリティ分析結果を発表

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NRIセキュア、企業情報システムのセキュリティ分析結果を発表


掲載日:2013/07/12


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 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は、同社が顧客企業に提供した情報セキュリティ対策サービスを通じて蓄積したデータを分析し、最新の脅威動向と推奨する対策をまとめた、“サイバーセキュリティ 傾向分析レポート2013”を発表した。

 同レポートによると、近年のセキュリティ対策製品は、検出された事象だけでは真の攻撃か否かの判別がつかないグレーイベントも検知するので、迅速かつ的確に優先度を付けて対応するトリアージが重要だという。一般にセキュリティ事故が発生した場合の事故対応(インシデントレスポンス)において、トリアージを誤ると対応の遅れに直結し、被害が拡大する可能性があるとしている。このため、企業は的確なトリアージができるインシデントレスポンス体制作りに取り組むことが求められるという。

 NRIセキュアでは、サイバー攻撃の一種で機密情報漏洩などを目的としたメールを対象企業の従業員に送付する“標的型メール攻撃”の擬似的な訓練を提供している。この訓練の経験がない場合、従業員の21%に標的型メール攻撃が成立し、一度経験している従業員への成功率は約13%に下がることも確認できたと伝えている。そこで、従業員の“セキュリティアウェアネス”(意識をセキュリティに向けること)が重要となると述べている。

 また、同社では、2012年に公表されたStruts(Javaを用いたWebアプリケーション開発フレームワーク)とPHPの脆弱性を悪用する攻撃を公表後6日で観測したという。こうした攻撃への対策として、修正パッチが未適用の状況でも攻撃からシステムを防御する手段が求められるとし、Webアプリケーションファイアウォールを導入するなど、多層的に防御をする必要性が高まっていると伝えている。

 更に、セキュリティ診断を実施したWebアプリケーションの中で、3割強に危険性の高い問題が検出され、この割合は、過去5年以上ほぼ変化が見られないことも伝えている。セキュリティ対策が十分に取り入れられないままに開発が行なわれていることが原因の1つと推測している。Webアプリケーションをサイバー攻撃から守る手段として、開発段階では脆弱性を排除するための設計・開発ガイドラインの策定、設計レビューを行なう体制の整備やセキュリティ診断、運用段階では多層防御の導入が挙げられると伝えている。



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