“ルーヴル―DNP ミュージアムラボ”の美術鑑賞システム運用開始

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“ルーヴル―DNP ミュージアムラボ”の美術鑑賞システム運用開始


掲載日:2013/07/09


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 大日本印刷株式会社(DNP)は、同社とルーヴル美術館の共同プロジェクト“ルーヴル―DNP ミュージアムラボ”が開発した2種の美術鑑賞システムが、ルーヴル美術館パリ本館の絵画部門の展示室に導入され、運用を開始したことを発表した。

 DNPとルーヴル美術館は、2006年10月より、新しい美術鑑賞のあり方を探る共同プロジェクト“ルーヴル―DNP ミュージアムラボ”を推進しているという。

 今回ルーヴル美術館本館に導入されるシステムは、スペイン絵画の巨匠ゴヤが描いた肖像画“ルイス=マリア・デ・シストゥエの肖像”を展示した第9回展で、絵画の所蔵家や研究者、アーティスト、同館来館者などの様々な視点から作品を鑑賞できるように開発した8種類の鑑賞システムのうちの2種であると伝えている。

 1つは、同美術館所蔵の主要な作品からスペイン絵画鑑賞についての理解を促進するシステムで、ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションの代表作品を解説しながら、スペイン絵画鑑賞の手がかりを提供する。作品解読のヒントを示すことで、ほかのスペイン絵画の理解を促す効果が期待されるとしている。観覧者の多様な関心に応えるため、画家、主題、代表作という3つの切り口から情報へアクセスできる。また、視覚を重視したメニュー構成で、直感的な操作による情報提供を可能にしている。

 もう1つは、同館のスペイン絵画コレクション形成の歴史を伝えるシステムで、17世紀から現代まで、節目となる12の時代に分けて、コレクション形成についての理解を深められるようになっている。壁面の大型画面にコレクションの歴史を年表で表示し、複数の来館者が同時に操作可能なインターフェース設計にすることで、関心のある来館者が簡便に各時代の詳細情報を引き出せるようになっている。年表表現を用いた、公共スペースでの情報提供のあり方を提案するシステムだとしている。

 DNPは、鑑賞システムをルーヴル美術館関連の展覧会やイベント、他の美術館や博物館にも展開するなど、“ルーヴル―DNP ミュージアムラボ”の成果の利用促進を図っていくと伝えている。



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