神戸デジタル・ラボ、NICTの言語資源を利用し自社サービスを強化

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神戸デジタル・ラボ、NICTの言語資源を利用し自社サービスを強化


掲載日:2013/06/11


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 株式会社神戸デジタル・ラボ(KDL)は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルコミュニケーション研究所 情報分析研究室が、高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN)で公開している大規模かつ高品質な言語資源を自社サービスで利用することで、NICTの持つ言語資源の実用化を推進すると発表した。

 NICTユニバーサルコミュニケーション研究所 情報分析研究室は、Webなどに存在する大量のテキストや画像などを深く意味的に分析し、情報の価値ある組み合わせや、価値ある仮説を柔軟な入力を元に提示できる技術を開発している。ALAGINは、人間同士あるいは人間と機械の“言葉の壁”、Web情報に内在する“量や質の壁”を克服する“スーパー・コミュニケーション技術”の研究開発とその利用を促進するため、2011年に設立された産学官連携の組織。

 KDLはALAGIN設立初年度よりフォーラムへ参加している。様々な言語処理を必要とする自社サービスを強化するにあたり、自然言語処理に対応できるデータを必要としていた。しかし、企業単体では質・量ともに優良なデータ取得は限界があり、言語資源の利用を検討していた。今回のALAGINの言語資源の導入によって、自然言語処理に対応できるワードが拡大されるほか、ユーザによる辞書登録の手間を削減できるとしている。

 今後同社では、言語資源のサービス事例としての実用化を推進するため、高度かつ膨大な自然言語処理を自社サービスの機能向上に繋げ、ユーザへ還元していくという。

 同社では、ALAGIN会員向けに公開されている以下3種の言語資源を自社サービスへ導入し、7月の公開を目標に開発を進めていくとしている。

 1つは文脈類似語DBで、100万語の名詞に対して約1億ページのWeb文書上での文脈が類似している名詞を類似度とともに順に最大500個列挙したDB、2つめは日本語パターン言い換えDBで、約170万パターンを収録し、“AがBの原因となる”というような、文内で任意の名詞AとBを結ぶ表現パターンの言い換えDB、3つめは日本語異表記対DBで、約5万ペアを収録しており、日本語の語句のレベルでの編集距離の近い異表記対を集めたDBであるという。



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