ネクス、三菱重工とPLCを用いてロボットの省配線化に成功

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ネクス、三菱重工とPLCを用いてロボットの省配線化に成功


掲載日:2013/06/07


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 株式会社ネクスは、三菱重工業株式会社(三菱重工)と電力線通信(Power-Line Communication:PLC)を用いてロボットの省配線化に成功し、実用化に着手したと発表した。

 今回の省配線化は、三菱重工が製作したロボットに、ネクスが開発した高速信号伝送デバイスを組み合わせ、更に、電力を伝送しながら外部雑音の影響や信号の歪みを抑制する新技術を両社共同で開発することにより可能にした。

 ファクトリー・オートメーションや災害収束支援などに用いられるロボットは、その先端にハンドやセンサ、カメラなどの各種工具が接続されているが、これらを遠隔操作するためには先端工具に必要な電力を供給するとともに、監視制御信号を伝送する必要があるという。そのため、アームの外側に配線する電力・信号線が太くなり、ロボット操作の妨げになっていた。

 今回、両社が開発した新しいPLCによる省配線化技術は、細い通信線1対で大電力供給と高速の信号伝送を両立させるもので、ロボットアームに太い電力・信号線を這わせることが不要になるため、ロボットの操作性を改善できるとしている。

 これまでも電力供給と情報伝送とを両立させる手段の1つに、イーサネット配線によるPoE(Power over Ethernet)があったが、小電力機器に限られた手段でロボットに使えなかった。また、市販のPLCでは大電力供給と劣悪環境下での高速信号伝送は両立しないという。

 今回の省配線化技術(共同特許出願中)は、ファクトリー・オートメーションやクルマ製造などの産業用ロボット分野のほか、災害収束支援など特殊ロボット分野などにも展開可能な技術であるという。省配線化により、複雑で狭い作業エリアでの組み立て作業などや、ノイジーで障害物の多い災害収束作業などにおいても、スムーズな作業ができると伝えている。



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