株式会社コムスクエアは、異なる監視マネージャ同士の情報を集約・統合管理する「パトロールクラリス（PATROLCLARICE） 統合アラートビュアー」を6月末にリリースする。また、「パトロールクラリス 統合ソリューション」を基軸にした、企業インフラや基盤システムとの機能やデータ連携・企業向け運用サービス用途での可用性に対応するため、自社プロダクトや自社サービスのカスタマイズに対応する。

　「統合アラートビュアー」は、セルフマネジメントを支援するソリューションの第5弾で、OSSの監視ツール「Zabbix」「Nagios」と、複数の「パトロールクラリス」の障害情報をエージェント不要で収集・集約し、可視化を行なう仕組みとして開発され、運用の省力化とコスト削減を図れる。

　複数の監視マネージャの障害情報を一元管理するマネージャオブマネージャで、柔軟性のある高度なビューのカスタマイズや、障害情報の置き換えといった機能を備えている。障害情報と連携して様々な管理に利用できるカスタムカラム機能や、設定内容と権限を管理できるユーザ管理機能を備えているほか、他社監視製品の障害情報との連携にも、有償カスタマイズで対応する。

　初回リリースの製品では、OSSの監視ツール「Zabbix」「Nagios」と複数の「パトロールクラリス」の障害情報の集約・一元管理が提供されるほか、基盤導入が多い他社の監視製品の収集・一元管理を行なえるバージョンアップ（有償）やオプション展開（有償）が行なわれる。

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