理経、衛星回線を利用したTCPアクセラレーターの検証実験に成功

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


理経、衛星回線を利用したTCPアクセラレーターの検証実験に成功


掲載日:2013/05/20


News

 株式会社理経は、スカパーJSAT株式会社が推進する超高速インターネット衛星“きずな”(WINDS)の社会化実験に参画し、理経が販売代理店を務める米国Comtech EF Data社のTCPアクセラレーター「Stampede FX」シリーズ(Stampede FX)を実際の衛星回線を利用した環境で検証実験に成功したことを発表した。

 「Stampede FX」は、データ圧縮による通信データ量の削減、コンテンツキャッシング、VLANやQoSによるトラフィック管理、ソースIPアドレスの保持による通信の監視などの機能により、衛星回線やWAN上でのTCPによる通信の最適化・高速化を可能にする。

 理経によると衛星通信では必ず遅延が発生するが、この遅延の影響を受けることによってスループットの低下が発生するという。この低下に対しTCPアクセラレーター導入による効果を検証するため実験を実施したと伝えている。

 実験内容としてファイル転送(FTP)とWebブラウジング(HTTP)を行なったとしている。ファイル転送(FTP)実験では、衛星回線の帯域はクライアントからのアップロード方向が24Mbps、ダウンロード方向が40Mbps、遅延(実測値)は往復で約550msecという環境下、大容量ファイルのアップロード/ダウンロードを行なった場合の回線速度の比較、検証実験を行なった。その結果、「Stampede FX」を使用することでスループットが最大約30倍改善されたとしている。

 Webブラウジング(HTTP)実験では、衛星回線の帯域はクライアントからのアップロード方向が40Mbps、ダウンロード方向が24Mbps、遅延(実測値)は往復で約550msec、インターネット回線は光インターネット回線として一般的な最大100Mbpsのベストエフォートという環境下、地上インターネット回線を介したアップロード/ダウンロードの回線速度の比較、検証実験を行なった。同じく「Stampede FX」の使用でスループットが最大約10倍改善されたという。

 衛星通信の遅延により発生するスループット低下に対しその低減効果を発揮し「Stampede FX」が有効であることが確認されたと伝えている。

 今後は、限られた帯域の中で効率的に通信を行なえるソリューションとして、更に拡販を行なっていくと伝えている。



関連キーワード

  ※製品ニュースに関するお問合せ : 企業サイトへ


  ※関連キーワードのリンクは自動で行っているため、適切でない可能性があります。ご了承ください。


図解でわかりやすいIT技術の解説記事2000本
ITセミナー400件、IT製品情報1000件以上!

キーマンズネットは、アイティメディア株式会社が運営する「企業向けIT関連情報サービス」です。会社で導入するIT関連製品の検討・選定にお役立ていただける情報サービスです。情報量・登録料ともに無料です。安心してご利用下さい。

キーマンズネットの新着情報を、お届けします

新着製品レポート

コスト削減&生産性向上を実現、「業務のモバイル化」をすぐに成功させる方法 【ユニフィニティー+他】 失敗しない業務アプリ開発、押さえておきたい基本要素とMADP活用 【ユニフィニティー+他】 従来のハイパーコンバージド製品が抱える3課題から脱却、次世代製品の違いとは 【ネットアップ】 基礎から分かる「ハイパーコンバージドインフラ」 次世代型でできることは? 【ネットアップ】 セキュリティ対策とビジネス貢献を両立 進化するDDoS対策サービスの新事情 【NTTテクノクロス】
スマートフォン スマートフォン 垂直統合型システム 垂直統合型システム WAF
コスト削減&生産性向上を実現、「業務のモバイル化」をすぐに成功させる方法 失敗しない業務アプリ開発、押さえておきたい基本要素とMADP活用 従来のハイパーコンバージド製品が抱える3課題から脱却、次世代製品の違いとは 基礎から分かる「ハイパーコンバージドインフラ」 次世代型でできることは? セキュリティ対策とビジネス貢献を両立 進化するDDoS対策サービスの新事情
このページの先頭へ


Myリストへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


掲載されておりますサービス内容・料金などは掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


20046936



このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ