日本ワムネット株式会社は、企業向けオンラインストレージ「GigaCC ASP」の新版の提供を5月25日に開始する。

　「GigaCC ASP」は、SSLを利用した通信経路上の暗号化や履歴ログの管理など、社内外関係者やプロジェクトメンバー間での大容量で秘匿性の高いファイルの受渡しや共有に求められる、様々なセキュリティ機能を装備している。

　今回の新版では、「GigaCC」利用者以外とのデータのやり取りを容易に行なえ、管理負荷を軽減する招待アカウント機能や、企業の既存システムと容易な連携を行なえるコマンドラインツールが提供され、ユーザビリティが更に向上している。

　招待アカウント機能では、管理者に許可された利用者（権限ユーザ）が、アカウントを持たない他のユーザに対して“招待アカウント”を発行することで承認プロセスを簡略化でき、ビジネスを中断せずに進められる。招待できる範囲は、管理者が細かく制限できる。

　ファイル共有機能をコマンドラインから操作できる“コマンドラインツール”では、社内システムとの柔軟な連携を図れ、既存の社内システムへの変更を最小化して、更にオンラインストレージのメリットを活用できる。

　価格は、「GigaCC ASP」が月額1万2000円（1GB／10アカウント）から、「GigaCC OFFICE」（専有サービスプラン）が月額50万円（300GB／500アカウント）から。

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