FireEye、高度化するサイバー攻撃手法等に関するレポートを公開

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FireEye、高度化するサイバー攻撃手法等に関するレポートを公開


掲載日:2013/04/16


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 米FireEye,Inc.(ファイア・アイ)は、“FireEye 高度な攻撃に関する脅威レポート 2012年下半期”と題するレポートを発表した。

 今回発表されたレポートは、8900万件に及ぶマルウェア・イベントの分析結果と、FireEyeの研究チームが明らかにした情報を元に作成され、アンチウイルス、セキュリティ・ゲートウェイといった従来のセキュリティ対策を容易にすり抜けるサイバー攻撃を様々な視点から検証して、今日の脅威動向について概説し、進化を続けるAPT攻撃の手法や組織におけるマルウェア攻撃の発生状況を解説するほか、業界ごとの攻撃発生傾向の違いや、2012年に発生した高度で持続的な攻撃の実例を紹介している。

 同レポートによると、マルウェアの活動はますます活発化しており、調査対象組織では、従来のセキュリティ対策をすり抜けるサイバー攻撃に関するイベントが最大3分に1回の割合で発生している。これには、不正なメールの受信や不正なリンクのクリック、マルウェアによる通信などが含まれるとしている。

 高度なマルウェアによる攻撃の第1段階では、依然としてスピア・フィッシングが最も多く用いられていて、攻撃者は、スピア・フィッシング・メールの添付ファイル名に、業務で頻繁に用いられるビジネス用語を使う傾向があるとしている。ファイル名に使用される用語は“荷物の配達”“財務”“ビジネス全般”の3つのカテゴリに大別でき、最も多く使われていた用語は“UPS”だったという。

 マルウェアの配布には依然としてzipファイルが広く使用されていて、92%の攻撃では、マルウェアはzipファイル形式で配布されていたと伝えている。

 また、検出を回避する新たな手法が取り入れられているとしている。マウス操作で実行されたときにだけ活動を開始するマルウェアの存在が確認されているとし、これは、サンドボックス環境ではマルウェアを動作させないようにすることで、自動システムによる検知を免れるための対策と考えられると伝えている。サンドボックスによる検出を回避するために、仮想マシンを検知するマルウェアも見つかっているとしている。

 DLLファイルを使用するマルウェアの増加について、これまで多かった.exe形式のファイルを避け、DLLファイルを使用して検知を免れようとするマルウェアが増えていると伝えている。



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