ISID、スマートフォン・タブレット向けエリア限定放送実験に成功

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ISID、スマートフォン・タブレット向けエリア限定放送実験に成功


掲載日:2013/04/11


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 株式会社電通国際情報サービス(ISID)は、株式会社モビリティランドの協力のもと、鈴鹿サーキットで行なわれた“第25回モータースポーツファン感謝デー”において、一般来場者を対象としたスマートフォン及びタブレット端末向けエリア限定放送の実証実験を行ない、大規模イベント会場内の比較的広範囲においてエリア限定放送を実施できることが実証されたと発表した。

 今回の実験では、鈴鹿サーキット敷地内の展示・物販エリアに、無線LANNの電波を用いて観客席の大型ビジョンと同一のコンテンツを配信したという。同実験にあたっては、無線LANによるIPv6マルチキャストを利用して、Android端末やiPhone、iPadに映像・音声・テキストを同時配信する、ISID独自の放送技術を採用したという。

 マルチキャストとは、1つの送信点から特定の複数受信点に同一内容のパケットを送信する場合に利用する技術。エリア内の4ヵ所にアンテナを設置し、各アンテナ間の電波環境を適切に構築することにより、同社の技術を用いたエリア限定放送実験としては広い約200メートル四方への配信に成功したと伝えている。

 実験のポイントとして、アンテナを複数設置することにより、1つのアンテナではカバーしきれない広範囲に配信したこと、iOS端末とAndroid端末への同時配信、大型ビジョンと同一の映像・音声に加えて、字幕・静止画・テキスト情報を配信したこと、無線LAN電波が届く特定エリアのみへ配信したことを挙げている。

 サービス面の成果として、実験に参加した来場者へのアンケート及びヒアリングの結果から、配信された映像の鮮明さや、専用アプリをダウンロードすることで放送を受信できる容易さなどが特に高い評価を得たことが分かったとしている。また、イベント会場のどのような場所でどのようなコンテンツ配信が求められるかなど、サービス化に向けたユーザニーズを広く収集することもできたと伝えている。

 同実験では、ISIDが技術統括を担当して、エリア限定放送システムならびに専用アプリの検証を行ない、株式会社NHKエンタープライズと株式会社ビッグタウンズは企画・運営を担当した。配信機材はシスコシステムズ合同会社より提供されたほか、機材設置は住友電設株式会社、技術運営は株式会社アクタスソフトウェアの協力を受けて実施された。



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