ドコモ、超高速移動通信に向けた屋外伝送実験で10Gbps伝送に成功

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ドコモ、超高速移動通信に向けた屋外伝送実験で10Gbps伝送に成功


掲載日:2013/03/04


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 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(ドコモ)は、国立大学法人東京工業大学と共同で、屋外移動通信環境下での伝送実験を2012年12月11日に行ない、上り最大約10Gbpsのパケット信号伝送に成功したと発表した。

 今回の実験は、逼迫する周波数の状況と急増するトラフィックに対応するために、これまで移動通信システムでは電波の直進性が強いため利用が難しいとされていたという5GHz帯以上の高い周波数帯を用い、10Gbpsを超える伝送速度を可能にすることを目的にしている。

 同実験では沖縄県石垣市浜崎町地区において、平均時速約9kmで移動している移動局装置から11GHz帯において400MHzの帯域幅でMIMO空間多重技術(複数のアンテナから異なる信号を同時に同じ周波数を用いて送信する技術)を使って信号を送信し、基地局装置で受信した。基地局装置で受信した信号の復号処理を行なった結果、最大約10Gbpsのパケット信号伝送に成功したことが確認できたという。

 今回の実験の仕組みを下りパケット信号伝送に適用すれば、現在提供している「Xi」での受信時最大100Mbpsの約100倍となる、下り最大約10Gbpsの高速通信も可能になるとしている。

 なお、これまでの屋外実験で2005年に下り最大約2.5Gbps、2006年に下り最大約5Gbpsのパケット信号伝送を達成していると伝えている。

 同社は、移動通信システムの更なる高度化に向けて、高い周波数帯におけるMIMO伝送技術などの無線アクセス方式の研究開発を引き続き推進し、国際標準化にも積極的に協力していくと伝えている。



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