シマンテック、「一太郎」で新たなゼロデイ脆弱性の悪用を確認

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シマンテック、「一太郎」で新たなゼロデイ脆弱性の悪用を確認


掲載日:2013/02/28


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 株式会社シマンテックは、ジャストシステム社が日本語ワープロソフト「一太郎」において悪用が確認されている1件の脆弱性について発表したことについて述べた。シマンテックはこの悪用を1月中ごろから確認し、被害は日本のユーザに限られていると伝えている。

 この脆弱性を悪用する攻撃は通常圧縮ファイルをともなっており、正常な一太郎文書(.jtdファイル)と、改変され、隠しファイル属性が設定されたJSMISC32.DLLファイルと、隠しファイル属性が設定され、.jtd拡張子の付いた悪質なDLLファイルが含まれている。

 脆弱性のあるコンピュータで「一太郎」文書を開くと、「一太郎」はJSMISC32.DLLを検索する。このDLLは通常、インストールパスかシステムディレクトリにあり、今回の標的型攻撃では正常な「一太郎」文書を開くと、同じディレクトリにあるJSMISC32.DLLが実行され、次に.jtd拡張子の付いた悪質なDLLファイルが実行される。JSMISC32.DLLは悪質な.jtdファイルをロードするように改変されている。この.jtdファイルも、実際にはDLLファイルであると伝えている。

 シマンテックのセキュリティソフトウェアは、この攻撃に利用されているファイルを含む圧縮ファイルをBloodhound.Exploit.489として未然に検出する。悪質なDLLはTrojan HorseまたはBackdoor.Trojanなどとして検出される。同社は、ジャストシステムのサイトからパッチをダウンロードして適用し、セキュリティソフトウェアを最新の状態に保つようにと促している。



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