シマンテック、レポートを悪用する標的型攻撃の実行を確認

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シマンテック、レポートを悪用する標的型攻撃の実行を確認


掲載日:2013/02/27


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 株式会社シマンテックは、Mandiant社から公開された「APT1:Exposing One of China’s Cyber Espionage Units」と題するレポートに関心を持つユーザへの感染を目的に、標的型攻撃が実行されていることが確認されたと発表した。

 この標的型攻撃に用いられるメールは、レポートを推奨するメディアを騙って送信され、添付ファイルを本物のレポートらしく見せるために、PDFファイルのアイコンとファイル名に、Mandiant社の名前が使われている。

 シマンテックが発見したメールは日本語で書かれているが、出回っているのが日本語のメールだけとは限らないと伝えている。

 偽のレポートファイルを開くと、空のPDFファイルが表示されるが、バックグラウンドではAdobe AcrobatとAdobe Readerに存在するリモートコード実行の脆弱性を悪用したコードが実行され、脆弱性の悪用に成功すると複数のマルウェアを投下する可能性があり、これらは更にDownloaderを投下するとしている。

 類似の手口は過去にもあり、2011年にはシマンテックが別の標的型攻撃の実行グループに関するホワイトペーパーを発表したとき、攻撃者はそのホワイトペーパーを逆手にとって、興味を示したユーザへの感染を試みている。

 シマンテックでは、正規のコンテンツを入手したい場合は該当する正規のWebサイトから直接ダウンロードすること、ファイルが正規のものであることを確認できるようにハッシュ値も示されている場合は、それを確認することを勧めている。



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