日本IBM、“2012年下半期Tokyo SOC情報分析レポート”を公表

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日本IBM、“2012年下半期Tokyo SOC情報分析レポート”を公表


掲載日:2013/02/14


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 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、IBMのネットワーク・セキュリティー運用監視サービス「Managed Security Services」(MSS)を提供する、IBMセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)にて観測した2012年下半期(7月〜12月)のインターネット・セキュリティー情報に基づき、主に日本国内の企業環境に影響を与える脅威の動向をTokyo SOCが独自に分析してまとめた“2012年下半期Tokyo SOC情報分析レポート”を公表した。

 IBMのSOCは、MSSで10年以上蓄積されてきたセキュリティー・インテリジェンスを相関分析エンジンとして実装し、ログをリアルタイムで解析している。この解析結果を、日本国内の動向に着目し独自の見解を加えた“Tokyo SOC 情報分析レポート”として公表している。

 同レポートにて報告されている主な動向として、特定の企業や個人に不正な添付ファイルを含むメールを送信する攻撃手法である“標的型メール攻撃”は2011年下半期との比較で約2.5倍に増加し、引き続き増加傾向にあるとしている。2012年下半期は、単一の個人へ同時に複数の攻撃を行なうことで、攻撃の成功率を高める意図があると考えられる傾向が見られたとしている。不正なメールを防御するといった入口の対策に加え、内部ネットワークで不正な挙動の検出といった出口対策をバランスよく実施することが求められるとしている。

 一般のWebサイトを不正に改ざんし、それを閲覧したユーザを自動的に不正な攻撃サーバへリダイレクトさせ、クライアントPCの脆弱性を悪用してマルウェアに感染させる“ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃”は、危険度が高く、特にOracle Java Runtime Environmentの脆弱性を悪用した攻撃の成功率は50%超であるとしている。これらの攻撃を防ぐためには、アプリケーションやプラグインなども含めたクライアントPCでのパッチ管理と、URLフィルタなどによるWebアクセスの制御、脆弱性対策、ウイルス対策といった多層的な対策が有効であることを挙げている。

 Webアプリケーションに対する攻撃は、SQLインジェクション攻撃に代表される脆弱性を狙った攻撃が全体の9割弱を占めている。SQLインジェクション攻撃は、Webサイトと連携するDBを不正に操作することで、データの改ざんやデータの窃取を目的としている。ただし基本的なWebアプリケーションの脅威への対策が行なわれていれば防げると述べている。



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