矢野経済研究所、SaaSの利用意向に関する調査を実施

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矢野経済研究所、SaaSの利用意向に関する調査を実施


掲載日:2013/01/31


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 株式会社矢野経済研究所は、ERP・業務アプリケーションにおけるSaaSの利用意向についてのアンケート調査結果を発表した。

 調査期間は2012年7月〜2012年10月、対象を国内の民間企業、団体、公的機関などの法人に、電話によるアンケート調査にFAX、郵送アンケートを併用して実施したとしている。

 調査の結果、現在、ERP・業務アプリケーションでSaaSを利用している比率は、財務・会計システムで2.9%、人事・給与システムで3.0%、販売管理システムで2.1%、CRM・SFAで9.0%となった。CRM・SFAは、現在のSaaS利用率が9.0%と他分野を上回ったが、他はいずれも低い水準となったとしている。

 次回システムを更新及び導入する際に、SaaSを利用する意向をみると、財務・会計システムで6.6%、人事・給与システムで6.4%、販売管理システムで7.0%、CRM・SFAで22.5%となった。いずれの分野においても、現在のSaaS利用率を上回っており、今後はSaaSの利用企業は増加すると見込まれるとしている。ただし、財務・会計や人事・給与では利用意向が6%台に留まっているため、短期的に急拡大することはなく、当面は従来のサーバ設置型のシステム導入が主流となると見ている。

 一方、CRM・SFAは、次回システム導入時にSaaSを利用したいという回答は22.5%に達しており、今後、SaaSが積極的に導入され、利用率はいっそう高まると予測している。これは、SaaS型CRM・SFAの外資系大手ベンダの成功によって、この分野ではいち早くSaaSの利用が定着したことが最大の理由であるが、CRM・SFAは部門導入や試験的な導入など、小規模に利用をスタートしたいと考える企業も多く、初期コストをかけず手軽に利用を開始できるSaaSがニーズにマッチしていることも、普及を後押しすると考察している。



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