KDL、NICTとのビッグデータに関する共同研究の成果論文を発表

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KDL、NICTとのビッグデータに関する共同研究の成果論文を発表


掲載日:2013/01/25


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 株式会社神戸デジタル・ラボ(KDL)は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)と2012年4月1日よりビッグデータに関する共同研究プロジェクトを実施し、実証実験成果論文が社団法人人工知能学会の学会誌vol.28 No.6(2013年1月)に掲載されたことを発表した。

 今回発表された論文のタイトルは、“大規模情報基盤のための分散キー・バリューストアokuyamaによる分散共有ストレージの構築”。

 「okuyama」は、分散キーバリューストア(分散KVS)で、ペタバイト(1000兆)級のデータを高速に処理できるDBサービス。KDLが独自開発し、企業サポートも行なっている。分散KVSは、新しいDB技術であるNOSQLの一種で、単一データの処理が高速で、データと負荷を構成サーバ内で分散しながら管理できることを特徴とする。

 ソーシャルネットワークサービスやスマートフォンの普及にともない、“ビッグデータ”というキーワードが注目される中、ビッグデータに対応できる新たなDB技術の開発が課題視されていたことを背景に、KDLとNICTとの共同研究プロジェクト“大規模Webアーカイブのための分散データストア基盤に関する実証実験研究”がスタートしたとしている。

 同プロジェクトの目標として、数百億レコード規模のデータの管理が可能なデータストアの構築を設定していると伝えている。目標達成のため、“大規模データを用いた分散KVS「okuyama」の実証実験と高度化に関する研究開発”と、“分散KVSの特性を考慮した最適な計算機基盤および大規模Webアーカイブの構成法に関する実証実験”をテーマに、研究を行なっているとしている。

 実証実験では、複数クライアントからの同時並列アクセス時の処理能力と大容量データの管理能力という2つの側面を検証するために、同分散KVSを用いた大規模分散メモリストレージを構築し、40億件余りのデータを用いた書き込み及び読込みテストを実施し、高速なI/O性能を発揮する数値結果を得ることができたとしている。

 同実験を踏まえて、同分散KVSのもつ単体データへの高速なアクセス特性と同時接続への耐性を活かすことで、複数ユーザが同時に利用しても高速な応答性を維持できるストレージの構築が可能であると考えていると、伝えている。



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