採用:NICT、宇宙天気予報に日立の「SR16000 モデルM1」を採用

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採用:NICT、宇宙天気予報に日立の「SR16000 モデルM1」を採用


掲載日:2012/11/22


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 株式会社日立製作所は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)に科学技術計算分野向けスーパーテクニカルサーバ「SR16000 モデルM1」を中核とするスーパーコンピュータシステムを納入し、11月1日から稼働を開始したと発表した。

 今回稼働した新システムは、太陽の活動によって発生する地球周辺の磁気圏の乱れや宇宙放射線を予測する“宇宙天気予報”のための各種データの算出に活用されるもの。

 「SR16000 モデルM1」は、スーパーコンピュータシステムを構成する独立した演算処理単位で、サーバを意味する1ノードあたりの理論演算性能で980.48GFLOPS(浮動小数点演算を1秒間に10億回実行する能力)を有し、新システム全体として同時に動作可能な全ての演算器が動作したときの理論上の性能、総合理論演算性能で25.49TFLOPS(浮動小数点演算を1秒間に1兆回実行する能力)の性能を備えている。これはNICTにて稼働していた従来システムと比較して、約16倍の性能向上となる。なお、主記憶容量はシステム全体で3.25TBを実装しており、NICTで利用される大容量メモリを必要とするシミュレーションプログラムに適した計算環境となっている。

 新システムでは、宇宙天気シミュレーションの空間精度は、従来システム比で約100倍に向上する。更に今回の稼働開始とともに、この新システムを最大限に活用し、従来のシステムではスーパーコンピュータの計算能力の限界から実用化が不可能だった巨大磁気嵐群の発生や猛烈な太陽風など、1000年に1度程度しか発生しないまれで極端な現象“極端現象”をシミュレートする“極端現象シミュレーションプログラム”を世界で初めて運用を開始するほか、地表から高度500キロメートルの空間の状態をシミュレートする“地球大気圏影響シミュレーションプログラム”も開発を進めていく。

 新システムを活用した各種シミュレートにより、太陽の活動を要因とする磁気の乱れが人間の活動圏へ与える影響を予測することが可能となるとしている。それらの予測をもとにNICTが作成し公表する“宇宙天気予報”により、通信関連の設備や電力関連の設備などを持つそれぞれの事業者が、障害を回避し、安定した電波利用や電力供給へとつながることが期待されると伝えている。


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