パロアルトネットワークス、通信隠蔽ソフトの利用リスクを喚起

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パロアルトネットワークス、通信隠蔽ソフトの利用リスクを喚起


掲載日:2012/10/30


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 パロアルトネットワークス合同会社は、同社国内企業や組織を対象に実施したアプリケーション利用分析の調査で、PC遠隔操作事件で通信ルートを隠蔽する目的で使用されたアプリケーション「Tor(The Onion Router)」が、220の調査対象のうち、22の企業や組織で使用されている事を確認したと発表した。

 同調査は、2012年4月から同年10月までに実施されたパロアルトネットワークスの「Application Visibility and Risk(AVR)評価プロセス」を通じて収集された。

 「Tor」は使用すると通信ルートを追跡するのが非常に困難になる事から、組織内のPCを踏み台とした外部への“なりすまし行為”の可能性や機密情報の漏洩にも繋がる恐れが懸念されるリスクが高いソフトウェア。パロアルトネットワークスは、各企業のIT管理者へ改めて自社内のセキュリティ対策状況の確認を推奨している。

 対応策として、「Tor」を利用しているユーザがいる可能性があるかどうか、プロキシやURLフィルタリングのログをチェックして、「Tor」のダウンロードサイトがないか確認することを推奨している。

 また「Tor」通信の特徴から推測する方法として、まず、TCP9001番ポート宛の通信が特定送信元アドレスから短時間に多く出ていないかチェックすることを挙げている。ただし設定などによりこの値は変化し得るため、必ずしも9001番の使用が「Tor」とは限らない。そして、ハッシュ値のようなドメイン名宛通信が数分の間に複数回連続で特定送信元アドレスから発信されていないかチェックするといった手段が考えられると伝えている。

 なお、これらはあくまでも「Tor」通信の特徴からの推測であるため、完全に検出するには次世代ファイアウォールによるアプリケーション識別が必要としている。



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