株式会社ソフトウェア・トゥーは、米国Extensis社のシングルユーザ向けフォント管理ツール「Extensis Suitcase Fusion 4日本語版」を7月6日に発売する。価格は1万2800円で、別途ボリュームライセンスプログラムも用意されている。

　「Suitcase Fusion」は、デザイナーの制作環境に求められるプロフェッショナルフォント管理テクノロジーを提供するフォント管理ソリューション。今回の新バージョンでは、専用プラグインを利用することで、各デザインアプリケーション内から直接「Suitcase Fusion」管理フォントをオン／オフできるほか、テキストプレビューにカラーを付けたり、お気に入りフォント機能、インターフェースの改良など、より速く快適にフォントを管理できる。

　Adobe CS6用オートアクティベーションプラグインが同梱されているほか、Adobe InDesign／Illustrator／Photoshopから直接「Suitcase Fusion」のフォントライブラリにアクセスでき、使用しているデザインアプリケーションから、Extensisフォントパネルを使用して直接フォントを選択して使用できる。また、フォントをお気に入りとしてマーキングして、簡単に見つけられるようになったほか、検索やスマートセット作成にも利用できる。

　プレビューカラーでは、OSのカラーピッカーを使用して、プレビューウィンドウ内で直接テキストカラーと背景カラーを選択できる。Adobe InCopyのオートアクティベーションプラグインが追加され、InDesignドキュメントで同じフォントで表示できるため、誤ったページ数や文字のオーバーフローなどを回避できる。また、必要なツールにすぐにアクセスできるようにインターフェースが改良された。

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