NECビッグローブ株式会社（BIGLOBE）は、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」で、自社システムのクラウド移行を短期間で図れる機能強化を行なった。

　今回の機能強化では、クラウド上でOracle Databaseの対応を行なうことで、既存のOracle Databaseの移行を容易にしたほか、ソフトウェアのインストールやサーバの設定を省力化する“イメージ持込機能”を4月末に提供することで、短期間でのクラウド移行を図る。

　「BIGLOBEクラウドホスティング」上で、Oracle Databaseライセンスに準拠したサーバを提供することで、Oracle Databaseを利用している企業は、所有ライセンスをそのまま利用して、クラウドへの移行を容易に行なえる。また、ソフトウェアのインストールやサーバの設定情報などあらかじめ自社構築していた仮想サーバ環境を、「BIGLOBEクラウドホスティング」上に容易に移行できる“イメージ持込機能”が追加されることで、改めてソフトウェアのインストールやサーバ設定などを行なう手間を省け、クラウドへの移行にかかる時間の短縮を図れる。

　構築したサーバ環境を「BIGLOBEクラウドホスティング」利用者間で受渡しできるイメージ共有機能、即時利用できるファイアウォール機能なども追加される。また、ストレージ基盤を強化することで、「BIGLOBEクラウドホスティング」でのストレージ性能向上を図っている。

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