株式会社日立システムズと株式会社スズケンは協業し、日立システムズが開発した介護・福祉事業者向け業務管理システム「介護ASP」をスズケンが発売する。首都圏（東京・神奈川・千葉・埼玉）と東海エリア（愛知・岐阜・三重）では2月2日に発売され、4月に全国で発売される。価格は、月額利用料が8610円から、一時費用が13万6500円から（いずれも税込）。

　「介護ASP」は、日立システムズが販売しているサーバ導入型介護・福祉事業者向け業務管理システム「福祉の森FUTURE」に、事業者間（居宅介護支援事業者と居宅サービス事業者間）での情報連携機能などのオプション機能を付けたクラウドサービス。異なる事業者間で、介護サービス利用者のケアプランやサービス利用実績をインターネット上で情報共有できる。

　日立システムズのオープンクラウドマーケットプレース「MINONARUKI（みのなるき）」からASPサービスとして提供されるため、PCとインターネット接続環境があればすぐに利用でき、導入コストを軽減できる。最低利用期間は1ヵ月なので、気軽に利用できる。

　介護保険法の改正などにともなうバージョンアップは日立システムズのデータセンタで一括して行なわれるため、更新作業などが不要になる。バージョンアップ費はASP月額利用料に含まれているため、法改正などにともなう追加費用は発生しない。

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