富士通、「京」の技術を向上させ、23.2PFLOPS対応スパコンを出荷

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富士通、「京」の技術を向上させ、23.2PFLOPS対応スパコンを出荷


掲載日:2011/11/09


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 富士通株式会社は、最大23.2ペタフロップス(PFLOPS)の理論演算性能を達成できるスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」で、シングルラックモデルの出荷を2012年1月に開始する。価格は約5000万円から。

 「PRIMEHPC FX10」は、6月20日に発表された、第37回TOP500リストで世界一の性能を達成したスーパーコンピュータ「京」に適用した同社スパコン技術を更に向上させ、高性能、高拡張性、高信頼性を備え、省電力性に優れている。プロセッサからミドルウェアまで、同社が開発していて、高い信頼性と運用性を備えているほか、要望にあわせて1ラック2.5TFLOPSから、最大9万8304ノード1024ラック23.2PFLOPSの理論演算性能と、6PBメモリの高速、大規模な計算環境を構築でき、高速で高いスケーラビリティを備えられる。

 超大規模スーパーコンピューティングを実現するマルチラックモデルと、設置性を向上させ、導入を容易にしたシングルラックモデルとの2モデルが提供される。また、文部科学省が推進し、理化学研究所と同社が開発を進めているスーパーコンピュータ「京」とのソフトウェア互換性を備え、「京」を利用するためのプログラム開発にも適している。

 「京」に使用したプロセッサ「SPARC64 VIIIfx」をベースに、性能向上を図り、メインフレームと同等のRAS機能を搭載した「SPARC64 IXfx」を搭載している。1プロセッサに16コアを集積し、電力あたりの性能向上を図っていて、単体性能は236.5GFLOPS、電力あたり性能は2GFLOPS/Wを超えている。また、様々なHPC向けの拡張が行なわれていて、高いメモリ転送性能や、10本のリンクを備え、リンクあたり5GBps×2(双方向)の高性能で、柔軟性の高い6次元メッシュ/トーラス・アーキテクチャを採用した、スケーラブルな“Tofu”インターコネクト、同社のHPCミドルウェア「Technical Computing Suite」のコンパイラ、ライブラリなどを利用することで、超並列アプリケーションでの高い実行性能を利用できる。

 同社の技術“VISIMPACT”を利用することで、MPI並列にスレッド並列を組み合わせるハイブリッド並列への移行を自動化でき、スケーラビリティの向上を図れる。「Technical Computing Suite」のシステム管理やジョブ運用管理機能、10万ノード規模で共有できる高性能分散ファイルシステム「FEFS」などを利用することで、大規模システムでの高い運用性を提供する。


出荷日・発売日 −−−
価格 シングルラックモデル:約5000万円〜

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