株式会社サードウェーブは、静音性に優れたコンパクトな1wayエントリー・タワーサーバ「ExPrime Server T-280-LAS」を発売した。

　「T-280-LAS」では、本体前面から吸気する大型冷却ファンと、熱源であるHDD・CPUを直線的に配置し、筺体内部の冷却効率を向上させたことで、最大負荷時でも28.8dBと、ささやき声レベルの静音性を達成している。

　幅21cm×奥行き37cm×高さ38cmとコンパクトなミニタワー型の筺体を採用し、デスクサイドや足元など、場所を問わず設置できる。また、最大32GBのメモリ（4スロット）、最大4基の3.5／2.5インチ HDD／SSDドライブベイ、最大3枚のPCI Expressカード（x16：1スロット、x8：2スロット）、IPMI／リモートKVM機能などの追加搭載に対応し、省スペースと高い拡張性の両立が図られている。本体前面と上部の吸気口には、取り外して清掃できる防塵フィルタを装備している。更にSandy Bridgeアーキテクチャ採用CPUの搭載に対応し、電源には電力変換効率に優れた部材を採用するなど、消費電力の低減も図られている。

　Windows Server／Red Hat Linux／CentOSなどのサーバOSや、Windows 7などのデスクトップOSに対応している。また、仮想化ソフトウェアはVMware ESXiとXenServerに対応し、グループウェアや業務アプリケーションの運用のほか、様々なシステムの検証やスタートアップでの開発プラットフォームなどの用途にも適している。

　価格は、Pentium G620などを採用した「エントリー構成」が6万9800円、Xeon E3-1230などを採用した「仮想環境向け構成」が10万9800円（いずれも税込）。

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