株式会社クロスランゲージは、多言語に自動翻訳したWebサイトを、世界25ヵ国以上に配置した海外サーバから発信するサービス「WEB-Transer＠ホームページ ダイレクト」を開始した。

　「WEB-Transer＠ホームページ ダイレクト」では、日本語のWebサイトを自動で翻訳した後に、海外にある公開用サーバに自動配信する。海外の閲覧者は日本国内にあるサーバではなく、最も近くにある海外サーバにアクセスして、国内と同様の速度でWebサイトを閲覧できる。特に中国では、国内20ヵ所にサーバが配置され、検閲システムなどに起因する表示の遅さを解消できる。

　Webサイトが更新された場合は、更新情報を取得して自動翻訳し、海外サーバに配信するため、いつでもリアルタイムな情報を閲覧できる。また、自動翻訳では、製品名・サービス名などの固有の名称やよく使用する文例などをユーザーが登録でき、翻訳精度の向上を図れる。

　百貨店、ホテル・旅館や各地の観光協会など海外からの観光客を誘致したい企業や、自社の技術情報や製品情報を海外企業へ売り込みたい企業に適している。なお価格は、日本語⇒英語・韓国語・中国語（簡体字・繁体字）の1年間利用で42万円。オプションでドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語が用意され、1言語あたり1年間利用で6万円になる予定。

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