T-Kernel 2.0向けに拡充されたミドルウェア「Team 2.0」とは?

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T-Kernel 2.0向けに拡充されたミドルウェア「Team 2.0」とは?


掲載日:2010/12/13


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 パーソナルメディア株式会社は、ITRONをベースにした、ハイエンドな組み込み機器向け制御用リアルタイムOSのバージョンアップ版「T-Kernel 2.0」向けに新規開発を含むミドルウェアの拡充を行なった、T-Kernel用ミドルウェア「Team 2.0 - T-Kernel Embedded Applications and Middleware」の受注を、2011年1月より開始する。

 「Team 2.0」には、オープンソースソフトウェアの移植性を向上する「PMC T-Extension 2.0」と、GUIなどの機能を提供する、マルチプラットフォームのアプリケーションフレームワーク「Qt(キュート)」が含まれている。「Qt」は、直感的で分かりやすく、開発が容易で、洗練されたGUI機能を中心に、マルチメディア、DB、3Dを含むグラフィックとの連携機能など、高度な機能を提供する。Webブラウザのレンダリングエンジン“WebKit”が「Qt」で動作するため、組み込み用途でも利用されるフルブラウザの機能を簡単に利用できる。

 「Qt」で提供される「Qt Creator」などの開発ツールを使用してT-Kernel用のGUIを開発できるため、GUIを含む組み込み機器のアプリケーションの開発効率向上を図れる。また、LinuxやWindows上の「Qt」で動いていたソースプログラムは、再コンパイル程度の作業を行なうことで、T-Kernel上でも動作させられるため、T-Kernelへの移行を容易に行なえ、組み込み機器のOSの選択肢が拡大される。

 「PMC T-Extension 2.0」は、オープンソースソフトウェアの移植性を向上した基本ミドルウェアで、プロセス管理やファイル管理など、従来のT-Kernel Extensionが備えていた機能に加え、ファイル、デバイス、イベント、ネットワーク通信などの入出力情報を統合的に管理する機能を備えていて、Linux用アプリケーションや「Qt」などのソフトウェアを短期間で移植できる。また、T-Kernel用にチューニングされたTCP/IPプロトコルスタック(NetBSD版TCP/IP)を含んでいて、サーバやルータなどの機器に搭載されたUNIXと同等のネットワーク機能を、T-Kernel上でも利用できる。

 同社では、Team 2.0に含まれる「Qt」「T-Extension 2.0」などのミドルウェアを、「PMC TKernel 2.0」とともに組み込み機器に移植して提供する。移植先のCPUは、2011年3月までにx86、2011年6月までにARM11とCortex-A8コアに対応するほか、要望に応じて他のCPUにも順次拡大される。


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