採用:岩国医療センター、オラクルのBI製品で医療費の滞納に対処

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採用:岩国医療センター、オラクルのBI製品で医療費の滞納に対処


掲載日:2010/06/24


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 日本オラクル株式会社は、独立行政法人 国立病院機構 岩国医療センターが、オラクルのBI(ビジネス・インテリジェンス)製品「Oracle Business Intelligence Standard Edition One」(Oracle BI SE One)を活用し、医療費の滞納問題に対処する未収金管理システムの稼働を開始したと、発表した。

 岩国医療センターは、病床数580、年間約2万5000人の救急患者に対応する山口県最大の医療機関で、病状の重い救急患者に高度な医療を提供する第3次救急医療施設として、山口県東部に加え島根県や広島県の一部を医療圏としている。医療費の未収金問題を抱えており、支払期限から3年未満の未収金が約1億円まで増加していた(未収金は3年を経過すると時効になる)。未収金の管理体制を見直した結果、督促担当者の異動による管理のばらつきや、請求と未収金の管理を担当する部門間の連携不足が課題として挙げられた。

 同院は、これらの課題を解決するにはシステム化が必須と判断し、2008年10月、「Oracle BI SE One」を組み込んだ未収金管理システムの導入プロジェクトを開始した。システムの構築は、これまで同院の医療事務会計システムや電子カルテシステムなど、同院のIT化を支援してきた富士通エフ・アイ・ピー株式会社(富士通FIP)が担当した。

 2009年8月に未収金管理システムの運用が開始され、既存の医療事務会計システムから自動的に未収患者の情報を取り込むことで、各患者の支払い状況を確認/分析できるようになった。また富士通FIPがJavaで開発したシステムと「Oracle BI SE One」をシームレスに連携させたことで、未収金の増減などをグラフで分かりやすく表示させるなど、容易な操作で分析ができるようになった。

 同院は未収金管理システムの運用開始を通じて、督促担当者だけでなく病院全体が未収金問題の改善に向けた議論を始めた。同院では、確実に医療費を回収し、病院経営を支える人材と医療の質を高めるための設備投資を進めていく予定。


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