日立、データセンタの空調電力を削減するシステムなどを発売

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日立、データセンタの空調電力を削減するシステムなどを発売


掲載日:2010/05/10


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 株式会社日立製作所は、省電力・高集積なデータセンタ環境を実現する「モジュール型データセンタ」に、サーバなどのIT機器を含めた設備を冷却する冷却装置として冷媒の循環に関する電力を不要とする「冷媒自然循環システム」を採用したモデルを追加し、発売した。また同時に、モジュール内の温度や湿度などを管理・監視する「監視制御盤」に、空調機を自動制御できる「機能拡張モデル」も追加した。

 「冷媒自然循環システム」は、日立が株式会社日立プラントテクノロジーと共同開発した“冷媒自然循環技術”を利用し、ラック型空調機やリアドア型冷却装置、水-冷媒の熱交換器やチラーなどで構成される空調システム。サーバなどのIT機器の熱を吸収した冷媒が気化し上昇する力と、熱交換器により冷却された冷媒が液化し設備の高低差などを利用して下降する力を利用することで、従来は必要だったコンプレッサーなどの動力源を用いず冷媒を循環させることができるため、冷媒循環の電力が不要となっている。

 また、外気温が10度以下の場合は、チラーを用いず外気のみで冷水を冷却できる“フリークーリングシステム”を利用できる。これにより、チラーの稼働が不要となり、通常の「冷媒自然循環システム」利用時に比べ、冷却にかかる電力コストを更に低減可能となる。

 空調機のラインアップとして、現行のラック型空調機に比べ幅を半分にしたラック型空調機と、サーバラックの背面に取り付けるリアドア型冷却装置を提供する。リアドア型冷却装置は、サーバラック背面から直接、排気熱を奪い、高集積なシステム構成での局所的な熱溜まりを防止できる。これらを利用することで、空調設備の設置面積の削減や高集約なシステム構築を可能とする。

 同時に追加された「監視制御盤」の「機能拡張モデル」では、ユーザがあらかじめ任意に設定するモジュール内の温度や湿度などの設定値に応じ、空調機の切り換えなどの制御を自動的に行なうことができる。また、空調機が故障した場合には自動的に予備の空調機に切り換えるなど、センタ管理者の運用負担を軽減可能とする。


出荷日・発売日 2010年5月10日 発売
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