株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ）は、品質と安定性に優れた配信プラットフォームを提供する「IIJ大規模コンテンツ配信サービス」に「IPv6オプション」を追加し、提供を開始した。利用料金は、個別見積となっている。

　「IIJ大規模コンテンツ配信サービス」は、同社の大容量バックボーンに直結した大規模な配信プラットフォームを利用し、ユーザのコンテンツを配信するサービス。閲覧者の多い人気サイトや大容量のファイル配布、動画のストリーミング配信など、広帯域を必要とするコンテンツ配信に適したシステム環境を提供する。アクセスの集中によりトラフィックが急増するような場合にも、ユーザの自社設備が不要で安定的な品質でコンテンツ配信を行なえる。

　今回追加された「IPv6オプション」では、オンデマンド配信のVoDメニュー「FlashVideoストリーミング／VoD」／「WindowsMediaストリーミング／VoD」で、IPv4とIPv6の両プロトコルで大規模なストリーミング配信を簡便に行なえる。また、ユーザのWebコンテンツを同社の設備から配信する「Webコンテンツキャッシュ」メニューでも、既存のIPv4環境で構築されたWebコンテンツを、ユーザの設備を変更せずに簡便にIPv6化して配信できる。

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