日本IBMなど、災害時の切り替えが可能なシステム構築を提供

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日本IBMなど、災害時の切り替えが可能なシステム構築を提供


掲載日:2009/05/20


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 日本アイ・ビー・エム株式会社とF5ネットワークスジャパン株式会社、ヴイエムウェア株式会社は、x86サーバによる仮想化環境で、火災や地震などの災害発生時のシステム切り替え機能を検証し、同機能を可能とするシステム構築の提供を、開始した。日本IBMと日本IBMのビジネスパートナーから提供される。

 今回構築/検証された災害対策のサーバ切り替え機能では、本番用とバックアップ用の2つのx86サーバがネットワークで接続されているシステムで、本番サーバと同じ環境をバックアップサーバに設定し、稼働させる。サーバ切り替え時のIPアドレスの変更を自動的に行ない、切り替え後、バックアップサーバの複雑な起動処理を自動的に行なうことで、災害発生時にもビジネスを迅速/スムーズに再開可能とする。これにより、切り替え作業を人為的に行なう場合に比べ、作業時間を短縮でき、人為的ミスを防ぐこともできる。

 同機能の検証環境は、日本IBM箱崎事業所内“IBM System x 仮想化検証センター”内に設置したIBMのラック型x86サーバ「IBM System x 3850M2」に「VMware ESX」を導入し、ディザスタリカバリを管理/自動化する「VMware vCenter Site Recovery Manager(SRM)」と、F5のアプリケーショントラフィック管理システム「BIG-IP Global Traffic Manager(BIG-IP GTM)」/「BIG-IP Local Traffic Manager(BIG-IP LTM)」と連携したシステムを構築した。また、仮想化されたサーバ上では、8つのアプリケーションを稼働させ、すべてのアプリケーションのバックアップサーバへの切り替えを行なった。

 「SRM」は、ストレージの認識や仮想マシンの起動順序設定といった仮想化環境での複雑な災害対策の手順を自動化し、実際の災害発生時に備えるためのシステムテストも本番サーバに影響を与えずに容易に実施することができる。「BIG-IP GTM」/「BIG-IP LTM」は、災害発生時にアプリケーションの稼働状況に基づき本番システムからバックアップシステムに自動的に切り替える。また、各アプリケーションに設定されているIPアドレスを変更せずに、バーチャルIPを利用して利用者に透過的なアクセスを提供する。「IBM System x 3850M2」は、IBMが開発した第4世代の“Enterprise X-Architecture”チップセットを搭載し、信頼性が求められる重要な仮想化環境に適している。


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